【コンペティション部門】
『四つの壁』(トルコ) バフマン・ゴバティ監督
『亀も空を飛ぶ』や『サイの季節』のバフマン・ゴバティの最新作。家族と一緒に住むために、部屋のローンを返済しながら働くボラン…
バフマン・ゴバディ監督、イランを追われた心境がこもってる作品。
最近見た邦画「空白」を連想した。
「四つの壁」とは何かをずっと考えていて、生死の壁、景色を遮る壁、息子とその母親との和解の壁、人外の…
愛する者を守れなかった者と愛する者を守りたい者が対座するとき。その臨界点。『ペルシャ猫を誰も知らない』を撮り祖国を追われたバフマン・ゴバディの今尚変わらぬ声無き叫び。見せたかった海、見えなくなった海…
>>続きを読む四つの壁って、四方囲まれて行き場がない状態ということかな?
主人公の辛い気持ち、行き場のない怒りを痛切に感じた。どうにもならないけど、どうにかしたい。
クルド音楽の演奏シーンはどれもよかった。あ…
東京国際映画祭にて鑑賞。
トルコからバフマン・ゴハディの新作、『四つの壁』。
イスタンブールへ妻子と移住せんとする男に、悲劇が訪れる。映画はこの導入部を皮切りに、男の姿にフォーカスを当ててドラマ…
強烈…すごい映画を観てしまった。個人的に2021TIFFコンペでいちばん印象的な作品。
ゴバティの描く人間ドラマ。圧倒的に重くてやるせない気持ちになるのだけど、出てくるキャラがみんなそれぞれ魅力的…
監督自ら作詞作曲してるとはいえ、演奏シーンはこの話にいらなすぎるだろという感じ。トルコに住む髭の男はまだ海を見たことがないという妻と子供のためにイスタンブールの海の見えるマンションをローンで買うこと…
>>続きを読むクルド人音楽家の頑固者が、お気に入りのボスポラス海峡見渡すアパート上階の絶景を、手前の新築建物に奪われ憤怒の夜間爆音祭挙行。
サイの季節な哲学的バフマン・ゴバディ監督作ゆえ、四壁って生老病死かと意…
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