このレビューはネタバレを含みます
スリランカの美しい自然を背景に、土着の文化と複雑な階層を丁寧に描き出していく作品なのかと冒頭で期待していたんだけれど、内実は特権階級の男(=パブロ・ネルーダ)の差別意識に結びついた性的趣向をエゴイス…
>>続きを読む冒頭の詩の内容や、愛について主人公が学んでいった結果であるということ、新たな地に行き、心の傷を癒やすことが出来たという主観は理解できた
ただ、それが客観的に観ると見るに堪えない行動として描かれていて…
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単純にパブロのスリランカ時代の自伝的作品かと思っていたのですが、おそらくスリランカでの社会問題が反映されているんですね
ラストシーンは、
①女性を襲ったパブロは人として最下層に落ちた
②女性が酷い…
前情報ナシで観てるので、冒頭に挿入された詩がやけに暴力的やな〜と思ったら…
パブロの主観部分では、彼はずっと詩の世界の中に生きていて、常に夢見心地みたいな映像。
旅の恥は掻き捨て程度に思っていたの…
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『その日の夜明け』鑑賞。スリランカを舞台にチリの大使として赴任した詩人パブロ・ネルーダ。女遊びが高じて様々なトラブルを自ら招いてしまう。冒頭タミル人の世話役に部屋を案内される主観ショットから始まり、…
>>続きを読む初スリランカ映画。予告編の切り出し映像美に期待したが、蓋を開けたら当時のスリランカの階級社会の中に入った女好き白人ポエマーのエゴが語られまくる映画だった。男のまわりの3人の女性たちの観せ方、演出に何…
>>続きを読む東京国際映画祭2021にて鑑賞。
パトリシオ・グスマン監督の『夢のアンデス』を先日鑑賞したんですが、パンフレットに記載されていたチリの歴史年表に「1971年:チリの国民的詩人パブロ・ネルーダがノー…
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全体的にかなり観やすかった印象でした。
というより想像していた作品像より
軽めというか、サクサクと物語が
進んでいった印象。
ただ、前半部分と後半部分の
連結がうまく馴染めず誰の物語だったのか
少…
©Asoka Handagama