珈琲時光の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 38ページ目

『珈琲時光』に投稿された感想・評価

fumin

fuminの感想・評価

2.7
いろんな人が行き交う東京では、その気になれば、自分にぴったりな受け皿が見つかるんだろうけど、油断していると、すぐに見失うのかもしれないと思った。
男女の言葉にならない関係。途切れ途切れの会話の合間に、そこに確かに思いがあって、ほのかな温かさを感じた。
電車や時計が効果的に使われていて好印象。
東京という空間、郊外でない神保町の路地裏にある心地好い場所。地方から見た東京ローカルの良さを感じる。主演の一青窈が歌う挿入歌とサウンドトラックも良いです。
c

cの感想・評価

3.0

侯孝賢監督作品。
台湾巨匠傑作選上映中の新宿ケイズシネマにて。

話としては特に何てこともなく、正直ちょっぴり退屈で、まるで若手の自主制作映画を見せられている風に感じたんだけれど、とにかく映像の中の…

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erico

ericoの感想・評価

2.8

人間関係を決してステレオタイプにおさめることなく、一人一人にそっと寄り添う視線が優しい。継母の余貴美子と一青窈が深夜の食卓で交わす言葉の温かさ、一方で最後まで何かを言いたげなのに口を開けない父・小林…

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Nobu

Nobuの感想・評価

3.8
日暮里、神保町、秋葉原、東京のどこか昔の感じを残す町並みが舞台。小津安二郎のオマージュということで、その雰囲気がいい感じ。現代の東京物語ってとこでしょうか。
一青窈が可愛いんですよね。
tmkk1987

tmkk1987の感想・評価

4.0
映像とその中に流れる時間が好き。
たぶん個人的な記憶なり感覚なりに重なる部分が多いのだと思う。
miporinzou

miporinzouの感想・評価

3.0
リー・ピンビンの映像美見たさ。お話もいいけど、色味がいい。リー・ピンビンの撮りかたが好き。
あきらかに小津安二郎を意識していますが、そこまで面白くはなかったです。
一編の詩の様であり、風景画であり、ある女性の人生の一場面に過ぎないが、とても情報量が多く決して退屈しなかった。凄く豊かな映画。

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