1945年のハリウッドに渡った頃のルノワールとも重なると言われる作品。主人公のサム・タッカー(ザカリー・スコット)は、伯父の死をきっかけに、他人の土地で働く農場労働者から自営農家への転身を決意。妻ノ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
逞しく生きる家族の物語。ルノワール監督特集にて鑑賞。こちらも素晴らしかった。
何度も何度も頑張りを折られる家族がその都度立ち上がり、タフに明るく生きる物語に素直に感動した。奥さんが特に素晴らしい。…
【第18回アカデミー賞 監督賞他全3部門ノミネート】
フランスのジャン・ルノワール監督のアメリカ映画。ヴェネツィア映画祭で一応最高賞をとっているが、この頃のヴェネツィア映画祭は正式に認められていなか…
この映画は1945年の映画で、当時、小作農から自分の土地を持つというのは白人だからできたことだろう。テキサスが舞台の映画らしい。当時、どこで撮影したのだろか気になって調べてみたら、カルフォルニア州の…
>>続きを読む1/14@シネマヴェーラ渋谷
叔父の遺言に従い、土地を手に入れ農業を始めるタッカー一家。
引越早々ボロ小屋の修繕から始まる幾多の困難を家族で乗り切る。
殺し合いに発展しかけたお隣さんと川の主を…
厳しい土地、イヤな隣人、人々のウェットすぎないやさしさ。シビアな状況を描きながらも、ユーモアにあふれてる。隣人のイヤなおっさんとの格闘シーン、母再婚の結婚式でのドタバタ、絶望した妻が地に泣き伏すかた…
>>続きを読む荒野にぽつんと建つオンボロ小屋
そこに家財を運び入れたり、落ちかけている庇を押し上げたりすることで途端に活き活きとしてくる。雨漏りはもちろん壁も隙間だらけだけど、中心の食卓と暖炉に皆が寄り添う。縁側…