【毎日がまいっちんぐ】
ツタヤ発掘良品にて。昔々、何度もTV放映されていた筈ですが、キチンとみるのは初めて。
いまの感覚からだと、アメリカの学園ドラマに不釣り合いな「牧歌的」って言葉がのほほんと嵌>>続きを読む
【プリちゃん目当て】
Netflixにて。ロドリゲス監督子供ムケシリーズの一本。
今や世界一知られたインド人女優か?な、プリヤンカー・チョープラーが出ているので見ました。
全く期待なかったものの>>続きを読む
【一夜の愛が染みた旗】
『私が、生きる肌』が強烈だった、エレナ・アナヤまつりを何となく私的に開催中(笑)。
最近知った劇場未公開の本作は、ローマの一夜をホテルの部屋でねっとりと明かす、女と女の熱く>>続きを読む
【黒い靴】
公開時にみましたが、茫洋とした映画でした。先日の『パレードへようこそ』がとてもよく、炭鉱ストで本作を思い出したので、関連して投稿する気になりましたが。
認知症発症後のサッチャーさんの日>>続きを読む
【虹の中の「炭鉱とヘンタイ」】
大人の涙腺を北風でなく太陽のように緩ませる映画で、とてもよかった。物語展開はデキ過ぎな一方、未解決の問題も残すバランス感覚がいい。
はっきりLGBT映画ですね。原題>>続きを読む
【額入りの少女】
『花とアリス殺人事件』をみようか迷ったので、久々にレンタルしたら、煮え切らぬ心で終わりました。表層的な感覚ばかりで窮屈。こうした感覚盲信は賞味期限切れだと思った。
人物は、本人の>>続きを読む
【神は自分に似せて猿を創った】
リメイク最新作『ライジング』をみてなんか違うぞと思い、久しぶりにオリジナルをみ直して中和しました。やっぱり私はこちらの方が断然面白く、これ一本でよかったと思います。>>続きを読む
【で、「猿の惑星」っていつ出て来るの?】
前作で懲りたので、今回はレンタルにしました。B級アクションとして気軽に楽しむ内容だと思うのですが、オリジナルと違いユーモア皆無で、やたら深刻ぶるからあまり好>>続きを読む
【沈黙の共犯者】
ツタヤ発掘良品にて。これは10代の頃、偶然TV放映でみて地味ながらエラく面白く翌日、クラスの友達と弁当食いながらあーだこーだ盛り上がった記憶があります。
カナダ産、ちょいと猟奇風>>続きを読む
【パン屋が襲撃】
ペラい映画しか撮れないロブ・マーシャルでは、一度心奥深く潜った上で、アゲアゲに飛びあがる本作は荷が重かったみたい。自分が森で迷子になってどうする。後半ようやく、本作ならではの面白さ>>続きを読む
【泥のち晴れ】
ウェイ・ダーション製作脚本、という興味から行きましたが『セデック・バレ』と裏表のようでした。KANOの甲子園行きは、あの霧社事件の翌年で、同時期の物語なのですね。
こちらも泥まみれ>>続きを読む
【40年経ってもインナースペースシップだ】
リメイク版TVシリーズは、なんちゃって戦争マンガとして、かつてのファン向けエクスプロイテーションとして、DVDで気軽に楽しんでいました。
CGはペラペラ>>続きを読む
【何のために投げるのか?】
劇場でみ逃しDVDで。ディズニー感動商品として、外面は手堅い仕上がり。私は少し歪に感じましたが。
前半、主人公JBが、窮地を脱する道具として、純朴なインド青年を利用する>>続きを読む
【ビッチよりウィッチ】
これは『未体験ゾーンの映画たち 2015』で上映されたものですね。単純にチアリーダーが殺されまくるスラッシャーだと思っていたら、監督がラッキー・マッキーだそうで。こりゃ一味違>>続きを読む
【なんちゃってSM】
ずいぶん昔にビデオでみて、途中で飽きちゃった記憶があります。今回、ポランスキー版ヴィーナス新作に併せ、み直しましたが、やっぱり途中で飽きました。
マゾッホの原作を冠しているか>>続きを読む
【ドゥルガーのトリガー】
これは、やられた!大傑作とまでは思わぬが巧い。
観客の先入観をひっくり返すつくりが見事で、個人的なインド映画への先入観も利用されてしまい、気持ちよく裏切られた。こんな昇華>>続きを読む
【不正でハッピー】
店頭で見つけたので借りてみた。
子供の頃に読んだ、山田宏一&和田誠の対談でベタ褒めしていたのが記憶にあったのです。1949年作の直球コメディ。底抜けに明るいのは、これからアメリ>>続きを読む
【苦月の海】
ポランスキー新作『毛皮のヴィーナス』に合わせ久しぶりに再見…て、公開もう22年前かよ!ヒュー・グラントもクリスティン・スコット・トーマスも若い若い。
しかし何より、ヒロインのエマニュ>>続きを読む
【婦唱夫随】
原作未読。やっぱフィンチャー監督は映像技巧師で、語り部としては饒舌だ。この話、巧い人ならここまで時間かけないと思う。特に前半の締まりが悪くて少し寝た。
よかったのは「地雷夫婦」が出来>>続きを読む
【んまぁいやらしい】
南国ファンタジーが混入することは謎でしたが、元のTVアニメはけっこう好きでした。
『けいおん』に続く、アニメだから成り立つ崩れぬ日常という結界。サザエさんやまる子の系譜に沿う>>続きを読む
【人生はワンカット】
キネ旬シアターにて。ちょっとだけ心に残る作品でした。
時間を扱う本作、時間と共にすぐ忘れますが、その儚さ含め薄味がよくて、日本でけっこう好まれている?ことも納得です。(当時)>>続きを読む
【カワイイ猟奇】
惹かれつつも、劇場行きの機会を何となく逃し続け…配信始まったので、アマプラにて。
現れるのは、どこかで見たような要素ばかりだったが、ちゃんと煮込んで作者味と成り、裏付ける技術も安>>続きを読む
【富すれば鈍する】
キネ旬シアターにて。この監督さん、消費社会について追ってきた写真家なのですね。時々しっかりしたスチールが挟まれるのはそういうことか。
映画としての面白さは皆無でしたが、笑えまし>>続きを読む
【月はどっちにも出ている】
レンタルにて。劇場行けばよかった…とまでは思わぬものの、予想よりずっとよかった。前半の大仰な紋切型展開にはちと萎えましたが、裁判バトルモード突入からいやー引っ張る。
『>>続きを読む
【おじいちゃんのエロノロケ】
80歳を迎え、股間は静まったらしきポランスキーの、ちょっぴりエロスな茶飲み話に付き合うような映画。
インタビューでも漏らしていますが、サドマゾには関心ないようで、そこ>>続きを読む
【スカジョルアー】
スカジョのマッパが実は少ないと聞き、劇場行こうか迷ううち公開終了→DVDで。
原作は未読。映画単体だと『LUCY/ルーシー』に似て、哲学ぶりっこなお笑い映画でした。スカジョの正>>続きを読む
【まだ消耗していない女たち】
邦題通りの女版。本家の方は、1をお祭り感覚で楽しみましたが、2をDVDでみたら全く面白くなくてそれきりです私は。
便乗屋アサイラム社の便乗作ですが、本国版は何らか法的>>続きを読む
【クリケットの運ぶ絆】
イオンシネマで短期公開、と知り行ってきました。都内がない(笑)。で、アタリ!
お話はファンタジーぽいが現実味もきちんと挟み、直球で笑って泣けて空を見上げたくなる。終盤怒涛の>>続きを読む
【失語こっこ】
西加奈子さんの原作はなかなか面白かったのですが、文章そのものの面白さにかなり依っているなあ、と感じました。で、DVDで映画版をみてみたら、あかん、ちゃうねん、という言葉がずっと、頭の>>続きを読む
【ラーム、ジャンプしろ!】
いいですねコレ!
画づくりに緻密さまでは感じなかったので、DVDで十分面白かったのですが、劇場の方がより楽しめた気はする。
ロミオとジュリエットが基の物語は定番風です>>続きを読む
【火付王子とみんなの海】
原作は天水館奪還作戦あたりまでは読み、面白かった記憶があります。
映画化でもしや、妙な面白さに転んでいるかも…と少しの興味で覗いてみたら、一番期待しなかった部分が意外とよ>>続きを読む
【男子だってそういうものじゃん】
見事に1ミリも笑えなかった。映画館にこんなん持ち込むな!と思った。…見たのはDVDだけど(笑)。入場料ムダにせずよかった。
TVの深夜番組で、短尺エピソードで習慣>>続きを読む
【飛ぶ男】
ミルカがアスリートとして本格始動するまでは、コテコテ紋切型展開がけっこう目立つこと、パキスタンが悪役に見えてしまうこと、物語を国威高揚で締めてしまったこと…などが気になりました。
短縮>>続きを読む
【Femme Fataleじゃない】
キネ旬シアターにて。原作とドラマが面白かったので行ってみたら、宮沢りえのための映画でした。彼女の存在感はすごいのですが、この物語が持っていた怖さや危うさは薄まり>>続きを読む
【暴走王子とブレーキロボ】
字幕版行けずに日本語版に行ったら、やっぱり台詞回しの妙な間延びが気になった。
お話としてはけっこう危ない橋、渡っていますね。14歳の少年に、自由に武力開発と行使をさせ、>>続きを読む
【目は口ほどにものを言い、口は禍の元になる】
心理への踏み込みが物足りない感じは相変わらずですが、前作『フランケンウィニー』での原点回帰、リハビリが効いたか、バートン映画がまた面白くなってきて嬉しい>>続きを読む