【先住民大統領誕生までの屍たち】
特集上映「ボリビア・ウカマウ集団制作 革命の映画/映画の革命」にて。
これが(当時)現時点での最新作だそうですね。18世紀末から2006年までの、先住民による抵抗>>続きを読む
【死ぬために踊る男】
特集上映「ボリビア・ウカマウ集団制作 革命の映画/映画の革命」にて。
今回みた7本の中で、桁違いに面白かった!
斬新とは思わねど、他のどの映画にも似ていないような感覚に、ど>>続きを読む
【福音派という名の悪魔】
特集上映「ボリビア・ウカマウ集団制作 革命の映画/映画の革命」にて。
米国の医師団が、ボリビア先住民の女性に不妊手術を行っていた事件を描いた『コンドルの血』を引き継ぐよう>>続きを読む
【平和部隊という名のアサシン】
特集上映「ボリビア・ウカマウ集団制作 革命の映画/映画の革命」にて。
米国人医師団が来て診療するようになった先住民の村で、1年半も子供が生まれなくなった。心配した首>>続きを読む
【復讐のケーナはいつ響く】
特集上映「ボリビア・ウカマウ集団制作 革命の映画/映画の革命」にて。
ウカマウ集団の長編第一作とのこと。今回短編含め7本みられましたが、私にとっても、ボリビア映画たぶん>>続きを読む
【単なる肉のかけら】
『オンディーヌ』も『ビザンチウム』もイマイチだなあ…と思いながら、久しぶりに本作をみ直しました。N・ジョーダン監督作、みた中では一番好きです。
性差を忘れそうになる愛の迷宮に>>続きを読む
【少食ヴァンパイアは二世紀悩む】
出だしから前半にかけ跳ねるように面白く、劇場でみたかったと後悔しかけたら…終盤に向けあらら失速。前作『オンディーヌ』に近い残念感でした。映像力はこちらの方が強烈でし>>続きを読む
【バレットガール】
これは随分前に、ジブリ提供による新訳版が公開されたとき劇場でみたのですが、『アナ雪』にあわせ再見してみました。
60年近く前の作品ですが、イマジネーションの豊かさで比べると『ア>>続きを読む
【肉棒バカ一代/完結編】
実在の大物(モノもね)ポルノ男優ジョン・ホームズが関わり4人が死亡したという「ワンダーランド殺人事件」を追ったいわば再現ドラマ。『ブギーナイツ』の終盤付近をクローズアップし>>続きを読む
【肉棒バカ一代】
少し前の『ラヴレース』からの流れで再見しました。
実在の大物(モノもね)ポルノ男優ジョン・ホームズを主人公ダーク・ディグラーのモデルとし、70年代怒涛に屹立…しかし80年代しゅる>>続きを読む
【単純姫】
単純なつくりで驚き。
これ要は氷結ハンデを背負ったエルサの心の持ちようだけが物語の課題なのですね。
その氷解法は確かに、ディズニープリンセスものとしては変化球でしたが全体、語り方に厚>>続きを読む
【太陽のしずくと光る赤ん坊】
これは劇場でみていたのですが、なんとなく投稿タイミング逃してました。先日『アナ雪』みてこっちの方がまだ面白かったなーと思い出したので投稿。
ディズニープリンセスの系譜>>続きを読む
【天が許し給うすべて】
まず邦題が変わった件について。
原題『All That Heaven Allows』である本作、元々は『天はすべて許し給う』でしたが、2007年発売のDVDでは『天が許し給>>続きを読む
【そして黒い手は白い手袋を外す】
前作『ペーパーボーイ』でこの監督独特の「見据え方」に気づき、本作にもそれを期待しましたが健在でうれしかった。露骨ではないが誤魔化さないフラットな視線。例えば冒頭、殺>>続きを読む
【燃焼系マコノ式】
とにかく役者陣の魅力!
まずぶっちぎりマコノヒー。生きんとしたモデルのロン・ウッドルーフ氏とは逆に、命を絞った体型絞り(力石徹か!)の結果、かえって命の生々しさを突きつけてし>>続きを読む
【神のネグレクト】
過去にみた数本のフリーアーズ作品に比べ、静かな躍動感に溢れてよかったです。が、カトリックの鬼畜行為に対しては甘いまとめでした。
映画としては、実話が元ですが、人が物語を求める切>>続きを読む
【ああ、プッシーね!】
先日『あな抱き』をみたので、デンチ×フリーアーズの過去作品としての興味から…という先に、おっぱい目当てでみてみました。
WWⅡ前夜、実在するウインドミル劇場(現在はストリッ>>続きを読む
【素晴らしき強迫観念】
ショパン「別れの曲」で幕を開ける、サーク監督のど・メロドラマ…なんだけれど冷静な視点が冴え、シニカルな視点が深みになり、浮わつかず楽しめる堅実な出来栄えです。しかし当時は、こ>>続きを読む
【Forgive Mrs. Goff】
情報豊富で多面的、療法的な面白さ。まずは父親、また内なる父についての物語ですね。その切り口からだと原作メアリー・ポピンズに、父親バンクス氏が殆ど出ないことにま>>続きを読む
【ロンタールな不自由婚】
Netflixにて。バリ島舞台のインドネシアン・ラブストーリー。なるほど尼映画もネフリを通じ、こうして最新ファッションまとって世界の目に、気軽に触れてゆくわけだ。いい流れだ>>続きを読む
【女囚三人娘/けもの尼の館】
『あなたを抱きしめる日まで』より以前に作られ、同じ題材を扱っているので併せてみてみました。
1960年代、婚前交渉などの「罪」でマグダレン洗濯所に収容された少女たちの>>続きを読む
【愛と成金の果て】
アイロニーもほんのり効かせた、ダグラス・サーク監督渡米後・初期のさらさらコメディ。私はたぶん、サーク作品をきちんとみたのはこれが初めて。
サーク監督が目をつけたロック・ハドソン>>続きを読む
【「コンタクトホーフ」のきらめく欠片】
ピナ・バウシュ作の舞台「コンタクトホーフ」を素人の少年少女のみで作り上げる10ヵ月を追ったドキュメンタリー。
劇場公開時にみていたのですが、やっぱり実際の舞>>続きを読む
【アメリカのたわごと】
期待薄でしたが…なんだ、面白いじゃん!同監督前作『プレイブック』の延長として楽しみましたが、あちらより巧いと思った。
相変わらず自己愛爆裂な連中が、自己愛衝突させてコミュケ>>続きを読む
【くまのアーネストおじさんジブリ風味】
東京アニメアワードフェスティバル 2014、コンペティション上映にて。これ、ガブリエル・バンサンの絵本シリーズ「くまのアーネストおじさん」のアニメ化なんですね>>続きを読む
【死体を見せない戦争映画みたい】
とにかく全体ヌルいのと、あっけない結末にガクッ。こんなゆとり映画にしたらリンダ・ラヴレースという人をかえって誤解させるんじゃないだろうか?
『セルロイド・クロー>>続きを読む
【喉の奥 金が唸るなり マフィアには】
これはよくできたドキュメンタリーですね。
性解放、反体制、女性の自立、そして保守層の逆襲…といった時代の流れの中、『ディープ・スロート』がどう生まれ、関係者>>続きを読む
【喉の奥 鐘が鳴るなり 絶頂時】
『ラヴレース』公開に合わせ改めて、正規レンタルできるバージョンにて(笑)。
当時世間が大騒ぎしたおかげで大ヒットとなった、アメリカン・ポルノの記念碑的作品。とりあ>>続きを読む
【愛するか憎むか、よく考えて撃ちなさい】
カシミール紛争を舞台とした、2000年のボリウッドLOVE & HATEアクション。
過激派によるテロの余波で息子を失くした夫婦(サンジャイ・ダット×ソー>>続きを読む
【チンコネリーの苛立ち】
「スクリーン・ビューティーズ」での上映にて。これはしんどかった。前作『鳥』からガタッと落ちた感。歌を忘れたカナリアいうか演出リズム忘れたヒッチいうか。
ティッピ・ヘドレン>>続きを読む
【血まみれ父ちゃん意気揚々】
ゴア映画の父、ハーシェル・ゴードン・ルイスを追ったドキュメンタリー。しかし監督がフランク・ヘネンロッターなもんだから批判視線皆無。それがいっそ清々しいですが、ちょいと内>>続きを読む
【バカップルサスペンス】
先日『マーニー』を劇場でみたのですが、同じサイコアナリシス系なら本作の方がよくできていた気がする…と思い出して久しぶりに再見。…デキは思い込みでしたが(笑)。しかし、こちら>>続きを読む
【あめちゃん怒らすとこわいでー】
…という映画だと思った、要するに。でも日本も他人事じゃないし、少しでも海賊への抑止力になるならプロバガンダでもいいや(笑)。
渾身のイラク取材原案をB級アクション>>続きを読む
【「So in Love」にFall in Love】
本作の魅力はまず、主題歌「So in Love」のうっとりな名曲ぶりです!(きっぱり) かつての日曜洋画劇場、淀川さんのサヨナラ×3後に流れた>>続きを読む
【なるほどメイ・ウエスト】
最近みた『ソウルガールズ』からの戦場慰問つながりと、その他いくつか興味があり、みてみました。WWⅡ~朝鮮~ベトナム戦争…と慰問ショーを続けたエディ&ディクシーの、半世紀に>>続きを読む
【パルプ・ノンフィクション】
このネタなら面白いのは予測できましたが、前作『ヒューゴ』の嘘臭さに比べたらスコセッシ、まるで水を得た魚のよう!(笑)
しかし本作のバカどもにはほぼ、自己投影していま>>続きを読む