うん、これはなかなか面白かった。
それは「やたら音に神経質」という主人公のエキセントリックな一面のみに共感できたからというのが大きいんだけどね。笑
でも、その他の極度にわがまま、極度に被害妄想、あき…
この映画に描かれる、米ソ冷戦構造が生々しかった時代に生まれた僕が、少年の頃に見ていた2大悪夢があった。1つは母親の死。そしてもう1つは、家の近所を歩いていると、夕焼けに染まる西の空が、核の光で真っ白…
>>続きを読む実話ベースで作られてる。
本人の実際の映像や発言を見ると中々病気も相まって苦しくなってくる。
特にトビーマグワイアの演技は、見ているこちら側が辛くなる。
原題が「Pawn Sacrifice」でポ…
チェスの才能に加えて努力までできる人が全てを捧げてきたものに心が蝕まれていく姿が見ていて苦しかった。
純粋にチェスで勝ち続けることを目標にしていた彼が完全なる勝利をしてしまったことによって終点を迎…
天才チェスプレーヤーの孤独を描きたかったのだろうけど、なんか視点がぼやけていてよくわからない。
彼を中心にしてしまったせいで、彼がおかしいのか、冷戦下がおかしいのか、大会がおかしいのか。何なのかよ…
イマイチ緊迫感が感じられず。
フィッシャーの神経質さと傲慢さで主人公の魅力が薄い。
王者スパスキーの方が人間的に貫禄もあり紳士的。拍手で相手を讃える器のデカさ。
冷戦時代はあらゆる分野でアメリカはソ…
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