タイトル通りろくな話ではないのに、やたらと話の流れやワードセンスが光っていて、聴かせる話になっているのが面白かったです。発見編→実践編→応用編の流れでさも哲学的に話すんだけども、あんたがやってるの覗…
>>続きを読む人間の複雑さを正直に描いた作品
とあるカフェで、自分の噂を耳にしたことが契機となり、"のぞき"という恥辱的な快楽の名前とはまり込んでいく自らの様子を克明に語ってゆく男性
邦題は「不愉快な話」にも…
2024/114
不愉快な話題ではあるけど面白かった
彼が穴から性器を覗く行為で"勃起"ではなく、"濡れた"と表現した点については私はその違いをなんとなくわかる気がする。
濡れる=官能性(頭の中の…
今更悔やんでも始まらんが、2023年の見納めがコレで良かったんだろうか‥
かつてトイレでの覗きに夢中になっていた変態紳士が滔々と語る持論、それを傾聴する女性たち。
「お前は何を言ってるんだ」と…
単純な面白さではマイケル・ロンズデールが語り手の第一部が上か。演出も編集もジャン=ノエル・ピックが語り手の第二部に比べると劇映画的。とはいえ、ピックの語りもあくまで撮影が介入した現実=再現であり、フ…
>>続きを読む演出の映画と思った。先週、三宅唱監督の演出とは何かの講義を受けたのだが、本作品はその講義の内容と酷似している。同じ脚本を、カメラポジションや俳優やその所作などを替えて2パターン見せられ、演出とは何か…
>>続きを読む© Les Films du Losange