ある夜警の視点からの作品情報・感想・評価

ある夜警の視点から1977年製作の映画)

Z punktu widzenia nocnego portiera

製作国:

上映時間:16分

3.8

『ある夜警の視点から』に投稿された感想・評価

賛否両論はあるみたいだけれど
とにかくこれがドキュメンタリーというのが怖い。
釣りの映像が美しかった
富井
-

国家主義、強権政治を礼賛する語りをだだ漏らす警備員の男性。彼の言葉と身体の乖離がおかしくもある。上司になだめられ、犬にはそっぽを向かれ、息子には控えめな態度をとる。社会状況によって彼の扱われ方は大き…

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adeam
2.5

警備員の男のモノローグとその日々の光景を描きクラクフ映画祭でグランプリを獲得したというキェシロフスキの短編ドキュメンタリー。
警備員に与えられた荷物検査や没収というささやかな権力の行使に喜びを感じる…

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ha
-
ポーランド映画祭2021
su
4.0
どっしりと構えた監視的な目線からの、犬が言うこと聞かずどっか行ったときに慌てふためくように動き出したカメラワークよかった。対象を捉えられず泳ぐ目。
1013
-

相手にバレないように意地悪をする
気に触る言葉を反復して、丁寧に返す

そんな皮肉をこんなにくっきり映画にしちゃうこと、それを「彼は純粋にあなたの映画に協力したかったんだよ」と批判できる社会の成熟度…

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カメラに映されたものはすべてリアルであって、そこではフィクションかドキュメンタリーかということはさほど重要でないのかもしれない。というくらいに、意図を感じるドキュメンタリー。
力関係の複雑さ。
河
3.4

国の制度的なインセンティブによって、国の正とするルールを内在化した人を撮ったドキュメンタリー
子供がインコ解き放ったり犬が全く従わなかったり、権威がない場合に人を従わせる能力が全くない だからこそ権…

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mtmtmt
-
犬には首輪を、息子にはネクタイを。

一般市民が政府を批判するなんて間違ってる潰したい、みたいなセリフがちょー怖かった。

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