"心臓より先に脳が壊れていく人たちへ"
意地でもエンドロールで終わりたくないノエの特性がこの映画と合致した瞬間、とんでもない虚無感を覚えた。
死ぬ間際に走馬灯を見るなんて夢のまた夢で、実際には唐突…
ギャスパー・ノエの新作にアルジェントが主演、という嘘みたいな一報を知ったのはかなり早かったがズルズルと鑑賞を先延ばしにしてしまった。老いた心臓の悪い夫、認知症の妻の最後の数カ月。同ジャンルだと『愛、…
>>続きを読むギャスパーノエは、強烈な映像と音響を僕達の右脳に叩きつけ、無意識のうちに刻みつけて来る危ない作家だ。今作の画面を最後までスプリットという試みに左脳が刺激されてしまい、無防備な右側まで届かなかった。
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メインビジュアルから無力感を味わう耽美な映像作品を想像していたら、思いのほかおじいちゃんがずっとおばあちゃんに振り回されていて可哀想だった。頭の病気は周囲を悩ませる感じがあるな。
死の間際の描写は…
現実感ありありの作品でした。人間が年老いて、いくら夫婦でいるから大丈夫、と思っていても、病魔は襲ってくる。
うちの両親と似た感じで...。ちょっと精神的に良くない感じでした。思い出しちゃって。あ…
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