ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~」に投稿された感想・評価

Agigon

Agigonの感想・評価

5.0
あらすじは割愛します。
ある老夫婦の60年に渡る愛の記録。
この作品の前作をまだ未鑑賞でしたが、フォロワーさんのレビューでずっと気になっていた作品でした。この作品の監督であり、主人公の老夫婦の一人娘でもある信友直子さんが、前作公開された、その後もご両親の日常生活から、お母様の心と体の変化を包み隠さず記録映画として撮っていました。
お父様はお母様が痴呆症と診断されるまでは、家事を殆どされたことがなかったとか。しかし、お母様の病が分かってからは、90歳からお母様の代わりに家事一切を取り仕切るようになり、娘の直子さんが、一緒に暮らすために実家に戻ろうかと相談するも、お父様は「働けるうちは、働きなさい。親のことは気にするな」と気丈に返されていたのに、とても胸が痛みました。しかし、直子さんは老夫婦二人暮らしの本当の姿を記録していました。そこには背中を丸めながらも、買い物するお父様の姿。手洗いでお洗濯する姿。妻の時折起こる癇癪に、叱りながらも、優しく向き合う姿が映し出されていました。お部屋の具合もありのまま見せています。
この作品を見た私はもう、いま自分の親のことと重なり、何もかも心に刺さりましりました。撮影する側の立場と娘としての立場で本当に色々な葛藤があったと思いますが、同じ立場にいる方、老老介護をなされている方、以外にも胸に響くドキュメンタリー映画として残されていると思います。
ご主人が、記憶が薄れていく妻の手をしっかりと握っている姿に深い愛を感じました。
「どんな姿になっても、生きてくれてたらええ」
レビューしているだけでも、色々なシーンが浮かんで来て、涙が出てしまいます。今、この作品を見れて良かったと思いました。
お父さんが健気で泣きました。一生懸命100歳まで生きて、お母さんを失っても まだ頑張って生きている。

映画、見終わって帰ろうとしたら人身事故で電車が止まってた。自ら命を絶ったのは若い人だろうか。
あっこ

あっこの感想・評価

4.1
最初から涙涙。
ちゃんとした食事とユーモア、
老いても大事なんだな
ふみ

ふみの感想・評価

4.5
監督が自身の両親をカメラに収めたドキュメンタリー映画。

母がアルツハイマーを発症した事をきっかけに、二人暮らしの両親の生活の変化や、彼らの日常が記録されている。
「ぼけますから、よろしくお願いします」と笑う母と、そんな母を気丈に支える父、そして、彼らに心を配る娘(監督)。
観客である私たちは、それぞれの登場人物に身を重ね、「この場合自分はどうするだろうか?」と考える。
とてもとても、他人事とは言えない映画で、娘でありながら気丈にカメラを回し続けた監督の強さと、監督の両親への誇りを感じた作品だった。

よい時間でした。
前作に引き続き、コロナ禍の最中まで追った信友家のドキュメンタリー

やっと観れた、そして号泣
冒頭から1/3は前作をまとめた内容だったので、前作を観てなくても全然楽しめるはず

まさかこんな日を迎えるとは思わなかったな
100歳を迎えると市長から5万円貰えることは初めて知ったのとそれを自宅で受け取ったお父さんがあまりにも無邪気で思わず会場でも笑いが起きてた
前作でも言ってたお父さんの「乳するやつ」はやっぱりかわいらしい

健康で若いうちは普通に生きていても、歳を重ねるごとにあのときの当たり前がそうでなく、ありがたいことなんだと本作を見て感じとった
生前の健康な時に自分の意志(いざとなったときに延命治療にしてほしいのかどうかなど)は世話になるであろう人と話し合っておくことって大事なんじゃないかなと考えさせられた

私にもいつか身近な人を亡くす時が来るのかと思うとやるせない
信友直子監督によるご自身の両親を映したドキュメンタリー作品の2作目。

その前作は先々月に見たばかり。
今作を見る前に信友監督のお母さんのその後を媒体で目にしまして…。
だからそのお母さんの姿を今作で早々に映し出された時からウルウルきてしまった(泣)

認知症を患ってしまったお母さん自身の気持ちも見ていてつらかったですが、支えるお父さんの姿にも今作は泣けましたねぇ。
入院してしまった奥さんの為に毎日1時間かけて病院まで歩いて行くとか、退院してから妻の介護をする為に90代になってからトレーニングマシン使って鍛えるとか…
見ていてとにかく信友夫婦の愛を感じます。

お母さんの入院先が変わる上で一度自宅に帰られるシーンは見ていて号泣してしまった。
寝たきりでほとんど感情が出てこなかったお母さんのあの姿はつらかった。

そして終盤は…
お父さんの奥様への言葉が泣けて泣けて仕方なかったです。
久しぶりに映画館で嗚咽を漏らしてしまった(泣)

こんな愛情溢れる夫婦の姿が見れるのも、やはり実の娘である信友直子監督自身が撮ったからでしょうね。

老老介護の現実をまざまざと見せられ、自分の最期もどうするか非常に考えさせられる作品でした。

【CINEX】
ぽん

ぽんの感想・評価

4.7
いつも行く映画館で上映されていて、素敵なご夫婦の写真のポスターとタイトルに惹かれて観ました。
なので、前作があったのもその時知りました。

映画を見てこんなに泣いたの初めてかもしれない…でもそれは愛でいっぱいのきっといい涙

放心状態になって帰るのが大変だった………

私には、お母さんのためにがんばる(生きる)お父さんがどんどん逞しく、若返っているようにさえ見えた。
お二人の関係性が本当に素敵だった。
ちょうどよいゆるさもよかったなぁ。

最近、何を観ても「愛!!!!」という言葉でしか言い表せないのだけど、本当に愛なのよ…………
割りと最近前作を見たので、新作ではなくて、これは、再編集した映画なのか?って、最初思ってしまいました。

胃ろうについて、悩まれた様子ですが、映画の中ではどんな姿でも
生きてて欲しいと言ってました。
私自身は、胃ろうはしてほしくないけど義父は胃ろうにしないと受け入れ先がないと言われ作りました。

お父さんは、お母さんが大好きなんですね。
あの世代の方で、素直に一人だと寂しいとか、また一緒になろうとか、口に出して言えるのはすごいです。
simpsons

simpsonsの感想・評価

4.3
またもやめちゃくちゃ泣いてしまった。
ぼけるとかぼけないとかの話しじゃなく、家族のお互いの思いやり合いに感動する。
娘ががんになった時に手術のときに駆けつけたり、映画の公開を楽しみにしてチラシを握りしめてたり、広島帰ってこようか?って言ったときも「わしが元気で動ける間は、心配して帰らんでもえぇ。あんたはあんたの道を進んだ方がええわい」
「なんもしてあげられんで、ごめんねぇ」
「ええわいねぇ」
こんなにお互いを思いやり合えている家族も、実際に言葉にできている家族もなかなかいないと思う。
胃瘻や延命治療についてもずっと後悔して夜眠れないと話していた監督のお母さんへの愛情が伝わってきたし、お父さんのそれでも生きていてほしいという答えは、家族としての当然の思いだと思えた。難しい問題だけど。
「隣にいるべき者がいない」というお父さんの表現が素敵すぎた。べきってこんなところで使うの初めて聞いた。
お父さんが陽気でユーモアたっぷりで、98歳になっても買い物行くために頑張って歩いている姿とか、お母さんが帰ってきたときのために筋トレ頑張ってる姿とか尊敬しかなくて、「がんばらにゃあ」って言葉聞いて頑張るってやっぱり素敵だし、自分も頑張ろうと思えた。
こんな人生を送りたい!!
記録のため 今頃書いてます。

人生最後を考えさせられた。

胃瘻なるものを、見た。
やるべきかどうかの軽い葛藤があったが、やって当然の流れを感じた。

今後、認知症である我が母もたどるであろう、私や家族もたどるであろう道。最後まで、自分ってものは変わらないんだなと思った。
この夫婦は、すごく自然にお互いを必要としあっていた。こんな夫がいたら、幸せだっただろうなと思う。

自宅に戻った時の母親の反応に、泣けました。
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