言葉で説明すると3行くらいで終わってしまう物語だし、正直それ以上のものは感じなかった。映画館とは言わずとも、途中で停止せず一気に見ていればまた違う感想だった気もする。
黒澤明の原作を見ていないため…
同名の黒澤明監督の映画を海外様にリメイクした作品になります。
役所勤めで地味な毎日を送っている男が余命が少ない事を悟り、初めて人生で遊ぶことをしようとしますが、そういった生き方をしてこなかったので…
どうしても黒澤明との比較になるが、イギリス版で作って良いと思った点は主人公がかつて「紳士」に憧れていたことで最後は紳士として生きたことを描いたのは良かったと思った。
それにイギリスも歴史があり地方が…
◼️英国風おしゃれな「生きる」〜🎬◼️
黒澤監督の名作『生きる』に感動したので、英国風の本作はどう変わっているのかな?と見てみましたが…。
私的に一番盛り上がったのは、ピカデリーのフォー…
オールドファッションな映像が古き懐かしき時代を感じさせる
息子夫婦から理解されず、空虚な思いを抱えて毎日を生きる主人公が「生きる」とは何かを見出していく物語
こう生きなさい、というように教訓めいては…
黒澤オリジナルがとんこつ味なら、本作は、あっさり塩ラーメンな印象だ。いきなり画面がスタンダードでオリジナルに寄せてきたので驚く。抑制が効いた音楽と落ち着いた撮影でオリジナルとの違いを際立たせている。…
>>続きを読む「生きる」とはどういう事か…
この主人公の英国紳士はごく普通で、加えて目立たないタイプの人間。最初はそう思って観ていたけど、「生きる」ことは誰にとっても大きな物語であって誰しもがその主人公になって…
このレビューは、本作を鑑賞後、オリジナルを鑑賞したのちに、まとめたものです。『生きる LIVING』(いきる リビング、原題:Living)は、2022年のイギリスの映画です。言わずと知れた1952…
>>続きを読む「確かに生きた証になったよ」
言わずと知れた黒澤明監督の「生きる」のイギリスでのリメイク。だからストーリーはもう知ってはいたのだが、舞台を1950年代のイギリスにし、志村喬の所を名優ビル・ナイが見…
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