TAR/ターの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 2ページ目

芸術家は高い精神性を備えた崇高な人物なりなどという偏った見方がまかり通っているように思うけれど、実はその真逆ではないだろうか。アートが自己表現活動である以上、己の欲求に誰よりも忠実であり、どんな自分…

委ねられることで、傲慢＝加害とした結末に対して現代社会のフェイクニュースに対してのクエッションに見えてしまった。


「傲慢」ではあるけれど「加害性」に関して明確に描かれたのは作中では1箇所のみ、嵌…

思ってたより怖かったけど面白かった〜

疲れてる時はシンプルな脚本の映画もいいけど、これくらい些細なクエスチョンマークと共に進む映画も素晴らしい。感覚は「aftersun」に近い。

名実ともに偉大…

解釈の幅が広いはなし。
直接的にはターが浮気している描写などはないものの、そうであると推測できる要素がいくつかある。
学校における生徒、オーケストラには黒人、アジア系ともに多かった。
物語の中枢に関…

音楽界の権威からの転落後、マッサージ店での「選ぶ…?」の台詞とその後の嘔吐が印象に残る、これまで自分がしてきたことだろっていうね
物語の大きな展開までが長いけどケイト・ブランシェットの演技と洗練され…