キネ旬年間1位『ケイコ 目を澄ませて』(22年)観了。聴覚障害者の元プロボクサー、小笠原恵子さんの自伝を映画化。監督・共同脚本は新鋭の三宅唱(84年生れ、何と札幌出身!)。希少なフィルム撮影による映…
>>続きを読む岸井ゆきのという女優を知るために撮られたような作品。
聴覚障害者という役をやるだけでも相当難易度が高いはずなのに、ボクシングまでこなしている姿には賞賛しか値しない。
セリフというセリフはおそらく「は…
岸井ゆきのさんの魅力を、とても生かした映画だったと思う。同じボクシングでも、安藤サクラさんの「100円の恋」とは、また違う描き方。障害を持ちながらも、強くひたむきに信念のもと行動していく女性が描かれ…
>>続きを読む主演の岸井ゆきのさんがとにかく素敵で、主人公ケイコの強さと弱さを感じさせる演技は圧巻でした。
そして少しだけ勇気をもらえました。
こういう映画を見て感動した時、自分にとって映画は娯楽以上のものであ…
岸井ゆきのさんって何でこんな芯の強い目ができるんかなぁ。
愛がなんだの時も思ったけど、視線がすごくまっすぐで言動の一つ一つが突き刺さる感じ。
同じボクシングを題材にした物とはいえ、安藤サクラさんの…
聾唖者の女性がボクシングジムでプロテストに受かり、それでも、どう生きてゆくか?苦悩する中、
リングに立ち続け勝つ人生と、リングを離れたい気持ちに揺れる中で、ジムが閉鎖に。
結果を出せない不器用な…
映画の内容自体が世界でも受け入れられる物だと思いました。
聴覚障害でボクシングをやっている主人公の実直で素直なところを全て【目】で表現している。
この作品での目の表現は確かに日本一だな。と思いました…
淡々と静かに岸井ゆきのの演技力に懸けている作品。でも、岸井ゆきののこういう表情は他作品でも観たことがあるので、彼女は通常運転で演出で彼女の良さを最大限生かしている感じがした。手話に字幕がつかないシー…
>>続きを読む耳が聞こえない主人公・ケイコの内面について、視聴者は表情や態度から読みとらないといけないが、最後には言葉になって返ってくる。
この映画の公開時期が『silent』や『星降る夜に』と重なっていて、「…
映画を観る前に原案を先に読んでしまったからか、モデルとなった小笠原氏の試合をYouTubeで観てしまったからか、この映画への嫌悪感に襲われた。
生まれつき両耳が聞こえないのは実話だと思ったが、モ…
©2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMAS