[ピーター・フォン・カントの苦い涙] 60点
2022年ベルリン映画祭コンペ部門選出作品。フランソワ・オゾン長編21作目。近年の縦横無尽なテーマ選びが今回も炸裂。本作品はオゾンのキャリアで二度目の…
フランソワ・オゾン監督作品!
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー作品のリメイクです。
映画監督のピーターは、恋人と別れたばかりで落ち込んでいた。そんな中親友の女優シドニーが、青年アミールを連れて…
『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』のペトラをピーターに置き換えただけの同じもの。
簡潔で観やすくなってるけど、却ってオリジナルのあの独特な雰囲気が良く思えてくる。
独占欲と自由な愛。
愛の概念は人…
恋ってこんなにみっともなくなれるものなの?このおっさん何歳だよと思いながら観てた。ラストが誕生日で、40歳だった笑。娘や母親の前であんなに壊れられるもの?醜悪だと思いながらも嫌悪はあまり感じなかった…
>>続きを読むエンディングがすべてであり、あの映画の命であるといっていい『ペトラ・フォン・カント』のエンディングだけを大きく変えた意図はなんだったのだろう。『ペトラ』への敬意か、あるいは野心だろうか。いずれにして…
>>続きを読むフランソワ・オゾン監督の最近の作品は、少し作風にバラエティがありましたが、この作品は最初に観た2000年の「焼け石に水」に似ている…と思ったら、どちらもライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの戯曲が…
>>続きを読む「こんなに尽くしてるのに、残酷だ。」
あえて辛辣に言うけど、頼まれもせず尽くしておいてそれは独り善がりだよ。ピーターはje t'aimeを連呼するけどあれは愛じゃなくて、せいぜい恋。でもその恋にああ…
失恋真っ只中でウジウジしている映画監督のピーター
友人の女優が連れてきた青年アミールと出会い彼に夢中になる
いつしか翻弄され嫉妬し苦しむピーターの姿が惜しむことなく映し出される
娘ガブリエルや母親…
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