生きる自信を失ってる母親と路上生活者の少女が身を寄せ合いながら自分を取り戻していく話。ミカエル・アース監督が「アマンダと僕」で描いた「喪失感を抱えた存在同士の交流」をまた違った形で見せてくれた。全編…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
企業ロゴが続き、黒味の画面に列車の音が聞こえてくる。すると画面は行き交う人々の影と、何かを見つめる女性を写す。カットが変わるとパリの案内図が写り、彼女のものと思しき影が落ちるなかルートを示すランプが…
>>続きを読む気持ちに余裕がなくても、お金に余裕がなくても、困っている人に差し出せるものはたくさんある。
その困っていた人が、家族の紐帯になっていく。
いい意味での因果応報だなぁ。
そんなことを感じたしみじ…
2023:映画館38作品目
合計:64作品
母親と息子の長い月日の中での心情の変化などがよく描かれていた。
エリザベートは歳を重ねるごとにキラキラしていった。
この家族と一緒に過ごしているよう…
思ってたのとは違った映画だった。
映像はいかにもミカエル・アース作品だったし、シャルロットはほんとに素敵。
一応、前日に『満月の夜』を1/3位は観て行った。
我が家も、もうすぐ子供が出て行くの…
母子家庭と身寄りの無い女の子
雰囲気映画は苦手だけれど、恋愛要素が多くて楽しめた。特にマチアス(長男)とタルラ(女の子)の空気感、距離感がとても好みだった。ほか、仲睦まじい家族の様子は観ていてほっこ…
わたしはフランス映画が好きなのではなくてミカエルアースが好きなのだと思う。なんなのだろう、眼差しのやさしさがスクリーンに滲み出ている。そして演出が悉くさりげない。意外とさらりとしているのに、「他人は…
>>続きを読むミカエル・アース監督のフランス映画を公開初日に鑑賞。
舞台は1980年代のパリ。
離婚を決意したエリザベートは1人で子供たちを養う事になり、採用された深夜のラジオ番組の仕事に就く事になる。
丁度、ラ…
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