映画に引きずられて闇に落ちていく感覚を味わったのは久しぶりかもしれない。まるで重厚な心理劇を見終えたように重くて苦しくてしんどすぎた(調べたらもとは舞台劇でした)。
共感力が高めだと結構、やられる。…
人間くさい。
自分を傷つけたい時、腕を切るより吐くまで食べるを選ぶこともある。暗いことを忘れないようにすることが贖罪や使命だと信じる時もある。
生きれる時は何を理由に生きるか。生きれるかわからない時…
このレビューはネタバレを含みます
恋人アランを失ったチャーリーはその後引きこもり、食べることでしか哀しみを癒せなかった。その成れの果ての体型に対して、自意識過剰で劣等感を抱いている。オンライン授業で自身の姿を、あえて非公開にしている…
>>続きを読む心と身体の閉塞感
ブレンダー・フレイザーのカムバックと聞いて気になっていた作品。死にゆく肥満症の男性を見事に演じている。特殊メイクの技術も凄くて、シャワーを浴びるシーンなどで全身が映るとぞくっとす…
自分の身体を人質にして自分を苦しめる…どうしてこんなに自分を太らせてしまうのか、怒りを感じつつも、チャーリーの悲しみを探りながら観た。
後から後から、ああ、うん、確かにしんどいし悲しいし怒りになるだ…
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