ここで何か起こるか!と思いきや、何も起こらない。
かと思えば、思いがけず小さな小さな事件が起こったり。
そんな日常が淡々と映し出される。
終わり方、心が開放されたような気持ちになれて良い。
猫や…
地味な作品が多いケリー•ライカートの諸作の中でもひときわ起伏がない一本。
とはいえ、アーティストゆえの創作のプレッシャーに悩むミシェル•ウィリアムズが、周囲との折り合いも含めてどう着地点を見出すか…
ライカーとは静かに見せる。芸術を生活よりも上におかず、ただ淡々と見せる。語るんじゃなくて、見せる。「小道具」だった鳩が、最後の飛翔で主役になって、これは鳩の回復の物語だったんだと気づく。鳩が飛ぶこと…
>>続きを読むケリー・ライカート、2022年。
不機嫌なリジー。真面目なリジー。
几帳面なリジー。
素晴らしいな。
手垢のついた可哀想なもの達を丁寧にスクリーンから拭い去った。
言葉に出来ない豊かさだけが爽や…
『もう飛べたのね』
みんな書いているように本当にたいした事は起こらない
たいした事は起こらないけど画面内で少しずつリジーの気持ちが削られていくのが分かり緊張感が持続して見続けてしまう
個展…
自分でもよく分からないけどなぜかケリーライカートの作品がかなり好き。
ハラハラドキドキもしないしなんならちょっと退屈で眠くなるような、遠くの存在の日常生活を眺めているだけなんだけど最後には登場人物に…
© 2022 CRAZED GLAZE, LLC. All Rights Reserved.