耳障りのいい音楽と、スピードだったけど普通にちょっと退屈だった。
「もう飛べたのね」
この台詞だけでみてよかったと思えるくらい全てが詰まってた。
でも、見終わった後の感覚が好き。
映画を見て、この感…
芸術家が凡庸な日常に振り回されている姿は面白い。動物たちに振り回されているのがいい。トラブルが起こりそうな気配が立ち込める。でも信じている。ハプニングは素敵な出来事に昇華していくと。
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【ブログ】…
ケリー・ライカート監督らしい、淡々とした映画。
おなじみのオレゴン州が舞台で、今作は、美大とその卒業生である主人公まわりの出来事が描かれる。
とはいえ、ほとんど何も起きないのだが、時間が進むうちに「…
大好きなケリー・ライカート監督とミシェル・ウィリアムズさんのコンビ。
相変わらずオレゴンで、相変わらず正体不明なモヤモヤ感を引きずったまま物語は続きます。
ところどころに挿入されるオブジェのカットが…
作品制作にフラストレーションを抱えるアーティストの日常が淡々と進んでいくだけなのに、どうしてこんなにも心地よい気持ちにさせてくれるのか、ケリー・ライカート作品の不思議。アートの学校ってあんな感じで楽…
>>続きを読む一人の人間の1日には、必ず一人、「その日の天使」がついている
心当たりのありすぎるこの言葉を思い出す。テンポ良く丁寧に重ねられた緊張と苛立ちがふわっと軽くなるラストが素晴らしい。
ある意味すべて…
ケリー・ライカート、2022年。
不機嫌なリジー。真面目なリジー。
几帳面なリジー。
素晴らしいな。
手垢のついた可哀想なもの達を丁寧にスクリーンから拭い去った。
言葉に出来ない豊かさだけが爽や…
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