【第75回カンヌ映画祭 グランプリ】
『Girl/ガール』でカメラドールを受賞したルーカス・ドン監督の新作。カンヌ映画祭で次点となるグランプリを受賞、アカデミー国際長編映画賞にもノミネートされた。
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評価が良いから観てみたけれど私には刺さらなかった。ゲイじゃなく距離が近い男友達なら思春期になれば距離を物理的に置こうと思うのが普通だと思う。レオの行動に心が追いつかなかったレミ。亡くなった後、2人の…
>>続きを読む13歳のレオ(エデン・ダンブリン)と幼馴染のレミ(グスタフ・ドゥ・ワール)はいつも一緒だったが、学校では周りの誤解と噂を生んでしまう。それを嫌ったレオはあえてレミと別行動するようになり、ついには大ゲ…
>>続きを読む思春期の男の子の友情。
と思ったけど、なんとなくレミはレオのこと好きだったのかな?とも思う。
急に煩わしくなって突き放したら、この世からいなくなるという決断をしたレミ。
レオは一生そのことを背負って…
2人の美しさとそこにあるかのような演技力と全体のセリフの余白の多さで人物の心情がヒリヒリと電波する映像美。
進むにつれどんどん沈むし痛々しくて観続けるのがかなりしんどい。
子供の頃の世界はとことん…
2人の少年、レオとレミはいつも一緒に遊ぶ幼馴染。
中学校に入学後、2人が肩を寄せ合って話す様子を見たクラスメイトから「付き合ってるの?」と聞かれ…というドラマ。
本当に2人の距離感がとても近い。
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思春期の子どものもつ不安定で危うい美しさと、無邪気だからこその残虐性を感じた。
「誰も悪くないんだよ」ってレオには言ってあげたいけど、レミのお母さんの気持ちを想うと…
冒頭とエンドの花畑のシーン…
彼らや両親の表情と間のとり方がリアルで、すごく感情移入させられた作品だった。
お花畑で走るシーン、最初と最後で全く違う感情と状況になっていたのが苦しかった。途中からのレオの様子、普段通り生活している…
Versus Production 2022