ベルギーのダルデンヌ兄弟による社会派ドラマで、現実を鋭く描いた作品。
物語は、移民として生きるトリとロキタが、犯罪に手を染めざるを得ない厳しい現実を浮き彫りにする。
演技経験のない俳優を起用し、彼…
学校に行ってるということは、トリはビザを持ってるということなのか……と見終わってから気づいたマヌケがココにいますよ、と(笑)。
ともあれ、そこから考えると、ぱっと見には弱者を搾取する悪い奴らというあ…
またまた胸が苦しくなる映画。
トリとロキタは本当の姉弟ではないのね?
境遇が似てるからなのか本当の姉弟のように信頼し合っている。
今も世界のどこかで実際に起きていると思われるドキュメンタリーのよ…
この兄弟監督の作品に前向きな結末を期待してはいけないよね。映画なんだから救いのある結末を望む人は多いけど、現在起きている社会問題にホッとする結末をつけてしまったら、たちまち問題意識が薄くなってしまう…
>>続きを読むうう、久々にダルデンヌ節にあてられてまんまと鬱。
この作品もやはり決して観客にやさしい構成ではなく、エンタメ性はゼロと言っても良い。まして展開も粗が目立ちツッコミどころ満載にも見えるが、そこでいち…
この作品のレビューを見ていると「救いがなさすぎる」という言葉がよく使われているが、「救いがなさすぎる」ことが普通の世界が、私たちの知らない場所では起こっている。それを知ることができることだけでも、こ…
>>続きを読むいつものように、ヒヤヒヤして、不安が止まなくて、苦しさが多くの時間つきまといながらの鑑賞となりました
この苦しさは、作中のトリとロキタを通り越して、現実世界のたくさんの“彼ら”の日々をひしひしと感…
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