【宗教都市に宿る是非とは…】
イラン北東部にあるイスラム教の聖地のひとつでもあるとされる都市で実在した娼婦連続殺人事件を基にした作品。
国や宗教文化が違えばただのシリアルキラーと言われても不思議では…
犯人を早々に示唆し、連続殺人をモチーフにしながらも犯罪映画の重要な要素である犯人探しのミステリを惜しげもなく放棄する事で、テーマ性というか観客が目を向ける方向性の純化を図っているように思えた。それが…
>>続きを読む2022年 デンマーク/スウェーデン/ドイツ /フランス,サスペンス/クライム/スリラ〜
“人は避けたい事と出会うものだ"
イマーム・アリの「雄弁の道」より
イランの聖地マシュハドで実際に…
「誰と戦ったの?」
「誰とも戦ってない。街の腐った女たちを懲らしめたの。心配ないわ 神が必ず守っていて下さる」
「釈放を?」
「もちろんよ。何もしてないんだもの」
「どんな女たち?」
「お許しを。不…
実際に起きた事件を題材にした社会派な作品。
イスラム教圏内における男尊女卑への強い非難が支柱となっている。
かなり消費カロリーが高めの作品なので、元気なときに観るといいかも(元気なときに観たくなる…
©Profile Pictures / One Two Films