このレビューはネタバレを含みます
社会への問題提起ぶっているが個々の事件の深みはなく、加害者側に肩入れした一方的な物語で凶悪犯罪を消費している。嫌な見方をすればそんなドキュメンタリー。せっかく記者自身が前面に出るならば、面会に向かう…
>>続きを読む●“死刑囚”に会い続ける男(2021年日本。西村匡史)
【レビュー】
ドキュメンタリー作品で劇場公開はされていない。
西村匡史さんというのはTBSの報道局記者。
ニュースで報じられなかった殺人者…
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ナレーターが長峰由紀。映画というか、“報道特集”。
死刑制度の是非を云々するものではなくて、死刑囚と向き合うドキュメンタリー。なぜ加害者ばかりが注目され、被害者が置き去りになるのかを問われた評論家…
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棒読みナレーションが気になりつつも、4人の死刑囚との対話や生い立ちから死刑制度を考えるドキュメンタリー。
◆宮崎家族3人殺害事件 奥本章寛死刑囚
義母からの日々の叱責、自分の両親や愛する故郷を侮辱…
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この記者が会いに行った死刑囚のうち、植松と白石は私が持っていたイメージ通り。人を殺害し、死刑判決を受けてもなお、屁理屈を展開し自分を正当化するモンスター。
最初の宮崎家族3人殺害事件については、被害…
記者が死刑囚に会い続ける目的は「犯罪を繰り返させないため。そのために、犯罪の背景を探り、人間の償いに眼差しを向ける。」とのことだった。
犯罪を繰り返させない対象とは、会いに行く死刑囚その人ではなく…
TBSテレビ