さすがは大島渚賞を受賞する作品、骨太です。
母性本能は1ミリも無い私ですが、生命力に圧倒されました。
静かなる問題提起が、深く心に刻まれます。
映画の神様に祝福されたとしか思えない、奇跡のようなシ…
《沖縄の現実と映画的幻想が交錯する力作!しかしそれなりの覚悟を要する作品》
沖縄のゆったりとした時間の流れや海の色、風の音などをうまくカメラで捉えていて、その空気感を壊さないキャスト陣の自然な演技…
果たしてそこは、「遠いところ」だろうか。
国に力無く、地域に力無く、家族に力無く、個人に全ての皺寄せが来る社会。もっとも力無き17歳の沖縄の少女を惨めだと笑い、その罪を軽蔑して他人事にしていられる余…
追加 8/11
一緒に映画館に見に行った職場の同僚たちも遠いところの内容は印象的だったらしく覚えててくれた
この映画を思い出すとパワーがみなぎる。映画を見に行ったあと地元に帰り行政やNPO法人にア…
若年層の出産率の高さ、低い所得、独自の家族観からはみ出した者への疎外。
沖縄の風土と貧困に起因する負の連鎖が、少女を狭い土地と社会から遠いところへ追いやっていく。
男はどクズばかり、行政は縛るだけ…
子供の頃から沖縄が大好きで、気になってたこの映画。やっと観に行けました。
これが沖縄のリアル。
ドキュメンタリーを観ているようなリアルさ。
沖縄に住んだことはないけど、好き故に何度も行ったり色々…
この上映回は満席でした。
沖縄の現実なのか
本作自体の上映時間は120分超と長かったが飽きずに観ることができた。
主人公(アオイ)未成年だがキャバクラで働いて飲酒もしながら接客している。
冒頭の…
これはドキュメンタリーなのか??ってくらい圧巻の2時間。
沖縄が抱えるのは基地の問題だけではないんだと教えられた。
若いうちからキャバ嬢をして生計を立てる少女。
しかも旦那は何もしない…。
京都出身…
未来へ残してはいけない「無責任」と沖縄県が抱える貧困問題。その現状を細かく作られた作品であり、注意喚起をする作品。
この作品によって、沖縄県が全国の平均を上回るほど若年層の貧困率が高い現状だという…
©2022「遠いところ」フィルムパートナーズ