話や場面の展開や笑いのテンポも軽快で、戦前の時代劇とは思えない、なんともモダンで良くできた喜劇。ここまで笑いの“ツボ“が合った映画は初めてかもしれない。無駄な説明など無く、言動でさらっと人物造形を完…
>>続きを読む戦前の映画なので音が割れてて所々台詞が聞き取りにくかったが劇場で観られただけでありがたい。パルシネマさん、ありがとうございます。
執拗な前フリ、天丼ギャグと現在の笑いにも通じる演出。時代劇ではあるけ…
撮り方がとにかく上手い。達磨を達磨として撮るのではなく、和室の床にポツンと置いたままの達磨が、部屋を出てショットが変わった後でも意識され続け、再び同じ画角に戻っても存在している予定調和と、蹴られた後…
>>続きを読むはじめに、サイレントからトーキーの流れを追い、考えてこと感覚的に書ければと思う。
今作を通して、その場の情緒を緩やかに表現するサイレント映画に付属された音楽と、その場で実際に「鳴る(っているとみせ掛…
10年以上ぶりに所有していたDVDにて鑑賞。
口伝で伝えられ、発展を遂げていった江戸時代のユーモアが、アメリカ的なコメディセンスと合わさり、自然に男は浮気する。
上手に覗き穴で見つかった実…
古い映画ですから、セリフがやや聞き取りづらい部分はあるのですが、構成がしっかりしていて、またおかみさんのキャラなんかもしっかりしていて(くすりときます)、何よりもこれほど江戸の時代感というものを肌感…
>>続きを読む最後ぐらいしかあまり印象に残ってないけど、時代劇と喜劇を掛け合わせている斬新さはいいと思う。
シリアスな場面や戦う場面だけでなく、ぷっと笑わせてくれる場面もある。
好みかどうか言われるとわからないけ…
片目と片手が無い異形の侍、丹下左膳が親を失った子供の面倒を見る。
丹下左膳といえば伊藤大輔監督が最初に撮った主君に裏切られ死ぬ悲劇のヒーローとしての姿のイメージが強い。しかし、山中貞雄監督はそのイ…
時代劇は正直苦手ジャンルだけどとても面白かった。とにかくキャラが立っている。丹下左膳が見た目はかなりいかつめなのに優しいところや、子供を面倒くさがりながらも可愛がるお藤も良かった。話が意外なところで…
>>続きを読む時代劇だけど、良い意味で軽い感じのノリのストーリーで見やすい
途中大泉洋に激似のお隣さんとか出てきたのはウケた(セリフも大泉洋が言いそうな感じ)
『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』…
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