現存する山中貞雄作品で最も古い本作、丹下左膳シリーズを伊藤大輔からバトンタッチした作品でもある
百萬兩の在処が示されている壺を巡って丹下左膳と柳生一門の争いが描かれる
被写体への視線誘導が上手くここ…
丹下左膳も山中貞雄も初めて。まず隻眼隻腕の用心棒という時点で男心くすぐり度Max。これがシャンクスの原型かなと思ったがどうやらそうではないらしい。伝統的な逆手のフリオチと大胆な省略の相性が抜群で、抱…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
大阪旅行中にシネヌーヴォで上映中だったので急遽!
37年の映画でここまでフリオチ天丼のお笑いの形が出来上がってることにまず感動した。何を面白いと思うか、笑いの感性は良い意味で昔から変わらないんだな…
劇場でこんなに笑ったのは初めてかもしれない。百万両の壺を巡った大活劇にコメディーが散りばめられているエンターテイメント。スペクタクル的な筋書きだが、根幹には家族愛をテーマにした小市民的な人間ドラマが…
>>続きを読むはじめに、サイレントからトーキーの流れを追い、考えてこと感覚的に書ければと思う。
今作を通して、その場の情緒を緩やかに表現するサイレント映画に付属された音楽と、その場で実際に「鳴る(っているとみせ掛…
古い映画ですから、セリフがやや聞き取りづらい部分はあるのですが、構成がしっかりしていて、またおかみさんのキャラなんかもしっかりしていて(くすりときます)、何よりもこれほど江戸の時代感というものを肌感…
>>続きを読む片目と片手が無い異形の侍、丹下左膳が親を失った子供の面倒を見る。
丹下左膳といえば伊藤大輔監督が最初に撮った主君に裏切られ死ぬ悲劇のヒーローとしての姿のイメージが強い。しかし、山中貞雄監督はそのイ…
時代劇は正直苦手ジャンルだけどとても面白かった。とにかくキャラが立っている。丹下左膳が見た目はかなりいかつめなのに優しいところや、子供を面倒くさがりながらも可愛がるお藤も良かった。話が意外なところで…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
Amazonの日活プラスに登録して鑑賞
劣化していくフィルムを4kとかで復活させる活動をしている方々には感謝しかない本当に
この時代からあったのか即落ち二コマ……
おかみさん口が悪いけど行動がずっ…
このレビューはネタバレを含みます
百万両が埋められている場所を記した壺をめぐって、繰り広げられるコミカルなお話。私自身は丹下左膳の映像作品はこれが初めてで、他作品の大まかな内容はウィキ等でなんとなく知っている程度です。
この星評価…
© 日活