ゲストハウスに集う人たちを通して、休憩することを肯定してくれる作品。とても優しい作品でした。
自分はどちらかと言うと休憩が苦手で、仕事の昼休みも飯食べたあとは仕事したり、10分でも持て余すのが苦手…
このレビューはネタバレを含みます
作品自体の「優しさ」「温かみ」を切に感じた初めての経験
近頃の映画作品は"多くを語りすぎる"印象が個人的にあったが、そこと一線を画す"肩肘張らない"コミュニケーションがこの作品の真髄か
決断として…
こささ監督と山本奈衣瑠さんの舞台挨拶付きで鑑賞。
言語化された作り手の意図や想いが非常に記憶に残った。
日本の劇場公開前におけるポーランドなどの映画祭の話や、作り手側の仕掛けや技術的な話など、二…
緩やかで穏やかに話が進み非常に平和な雰囲気を醸し出しているけれど、登場人物がそれぞれ抱える悩みや葛藤もしっかり描いているかつ都合が良くない話の展開であり非常に好きでした。
吉行和子さんのキャラクター…
他人に対して傷つく言葉を投げたり心の余裕を失っている人が多い世の中、映画を通して人のやさしさに触れて あたたかい気持ちに包み込まれた。何もしていない時って何もできていない自分が嫌になったり焦ったり変…
>>続きを読む山本奈衣瑠見たさで鑑賞。
山本奈衣瑠はゲストハウス「ココ」で住みこみで働く詩子を好演。
「ココ」に宿泊する人たちはそれぞれ何らかの悩みを抱えながらも「ココ」での穏やかで温かい時間を経て少しだけ前を…
ゲストハウスに集う人たちが
確かにそこにいて
みていてすてきで心地が良かった
他人への誠実なまなざしをもつ
優しい人たちの掛け合いが
素直に心の中に入ってきた
あんな風に
周りの人や初対面の人…
暖かくて、優しくて、ゆっくりとした時間が流れる大好きな映画だった。帰って来れる自分の居場所、互いに深入りしない仲間と無料のおにぎりは余りにも理想的すぎたし、その空間の撮り方もとても上手かった。
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