ヤバい面白すぎる。ずっと心がザワザワしてた。
自分の理想を実現するためなら手段を選ばない主人公が、結局最後に手にしたものが何だったのか考えてる。因果応報とも言えるけれど、あの言葉の後に続くものを簡単…
母の死をきっかけに、停滞していた兄弟姉妹の生活が動き出す話。起爆剤となる妹のいかにも今風な個人主義が、かえって人という生き物が人との関係性の中でしか生きられないことを浮き彫りにしてたね。極度に抑制さ…
>>続きを読むLONELY GLORY
ブルドーザーみたいに周りの感情を気にせず(周りの感情に気付かず)物事を進めて周りを疲弊させてしまうけど、「本人なりの正しさ」を持ってる主人公
自分の成功体験に基づいてそれ…
いわゆる効率化や合理主義のようなシステム(ひろゆき的な振る舞いと言ってもいい)は、そのシステムについていけない人を振り落とし進んでいく。その加速は目に見えて進んでいるし、自分もその空気に侵されている…
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個人主義を貫くヒロインが家族をまとめる=集団主義の中心となりつつも、個人の活動=仕事はうまくいかない皮肉。
理解し合うことのないヒロインと農家の娘の交流もいい。
4人とも視線が交わらない座り位置…
ただひたすらに効率や成長、利益や成功を追い求める人生というのは幸せなのだろうか? 主人公と同じように、いますぐ生き方は変えられなくても、自分の人生について考えたり、疑問を持ったりするきっかけになる。…
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兄弟には社会性がないと断じる遥風が、他者に興味を持つようになるまでを描いた社会性獲得の物語になっている。その諧謔に思わずくすりとしてしまう。
事務所で教材商法の男性を問いただすシーンが印象的だった…
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