最初戸惑ったが、
モキュっぽい作風なのかな、と。
監督ご自身が主演で
インパクト大な内容。
映画にどのような意味付けがあるか
考えさせられる。
ただの娯楽映画とは一線を画する
問題提起意欲作。
…
映画内映画という、やや込み入った中身の映画だが、事情はすぐに分かる。
パナヒ監督はイラン国内から出られないため、リモートで助監督に映画を撮るよう指示を出している。
その過程でパナヒ監督が写した写真…
ジャファル・パナヒ監督『熊は、いない/ノー・ベアーズ』(2022)
国境という政治的な線引きによって分断される関係値を映画制作によって繋ぎ合わせようとする魂のゆくえー
"命懸け"で生存している人…
出国を許されず国境付近の村に身を置きリモートで映画を撮り続ける監督。その突き放した視線を通して、村の慣習と国家の統制の下で命が失われるさまを、何の装飾もなしに、ただただ客観的に映し出す。表面上は慣習…
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