イランという国を都会/村のそれぞれから切り抜いた社会派映画であり、監督が本人役で出演しているドキュフィクションであり、ドキュフィクションインドキュフィクションという巧妙な階層があり、この作品自体の質…
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イランにまつわる映画に共通するのは常に根底に流れる不穏な空気。常に誰かに見張られている、いつ何が起こるか分からないような恐怖。
これがスリラーではなく、イランの人々にとっての日常であるというのが一…
いや、見事。パナヒおいたん、こまっちゃうの巻
監督のバックボーンを知っていると尚面白い
イランの田舎や、因習は知らないけども、全体を覆う、縛ってくる社会
語りすぎず、みごとな浮きぼらせ方
「熊は、い…
過酷なイランの現実をメタフィクションで描いた手法がすばらしい。
不謹慎かもしれないが、監督の飄々とした態度も相まってユーモラスで面白く観られるが、これはシリアスなテーマをシリアスに描くことよりも難し…
凄いものを見て放心状態というか、言葉が出てこないですね。
恥ずかしながらパナヒ監督のことを存じ上げてなかったので鑑賞後調べたら、この作品の後に収監されてたんですね。釈放されて良かった。
当局に目…
ジャファル・パナヒ監督『熊は、いない/ノー・ベアーズ』(2022)
国境という政治的な線引きによって分断される関係値を映画制作によって繋ぎ合わせようとする魂のゆくえー
"命懸け"で生存している人…
出国を許されず国境付近の村に身を置きリモートで映画を撮り続ける監督。その突き放した視線を通して、村の慣習と国家の統制の下で命が失われるさまを、何の装飾もなしに、ただただ客観的に映し出す。表面上は慣習…
>>続きを読む【政府から🇮🇷出国も映画制作も禁じられているパナヒ監督が🇹🇷での実録映画の撮影を遠隔で指示】
熊はいない…そりゃよかった
って簡単な話ではない
実際に出国も映画制作も禁じられているパナヒ監督自身…
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