劇作家の葛藤を描きながら、終盤で観ている者を強烈に突き離す。コーエン兄弟の天才ぶり。
ファーゴは万人受けするけど、実はこれが出世作なのかも。
シンプルなストーリー展開ながら、所々理解しがたい細かい…
コーエン兄弟監督作品。
観終わった後にこの物語が一体何を展開させていたのかわからなくてモヤモヤしつつでもどこか身に覚えがあるような感覚を覚えて考えていたら、この映画の中で起こる少し不可思議な違和感…
このレビューはネタバレを含みます
劇作家が映画脚本を書こうとするがスランプに陥る。錯乱した精神と居心地の悪いホテル、タイプライターとベタベタしたホテルの壁紙。じっとりした気持ち悪さがクローネンバーグの『裸のランチ』を思い出させた。
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