娘のリクエストで一緒に見た作品。娘としての立場に強く共感した。
理想とかけ離れた母親との関係を経験し傷ついた心を母がこの世を去っても何とか理解しようと努力を重ねたからこそ深く心に響いたのかも知れま…
登場人物の様々な動機が顕になるにつれ
目を見開き前のめりに。
被告の聡明さの中に違和感を感じつつ、
言葉に思いを及ぼし噛み砕く。
違和感が解けてきた時、
そこに横たわる社会と置かれた環境に愕然とし、…
これはある殺人犯の裁判で法廷劇だけど、殺すまで行かない例ならそこら中に溢れてる問題だと思う。日本でも産み落とした赤ちゃんを遺棄してしまう事件や母が子を殺してしまう事件は後をたたないけど、結局その母親…
>>続きを読む裁判記録の発言を使って映画を創る試みだが、物語がない、演技がない、編集がない、感情移入できない。否ばかりの映画。被告の一瞬の笑顔や被告の母の一言、小説家の少女時代も劇映画効果を発揮しない。監督の領域…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
法廷劇なのでセリフ多め。
一生懸命見ていたつもりだったけど、最後の
どうしてフランスの大学に進学した優等生の彼女が社会保障からも外れてしまったのか
というセリフを聞いて私は考えるフリをしていただけ…
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