世間から理解されない思いを抱えた人たちの話
世間からあまり理解されない思いを持ってしまった人たちが、どうにかして他人とつながろうとしてそれでも理解されなくて生きている
結局は世間から正しいとされる…
このレビューはネタバレを含みます
ラストのガッキーの「普通のことです。居なくならないよ。って」の台詞と吾郎さんの渋顔の対比が印象的。
なにが普通でなにがあり得ないのか。
色んな嗜好があるから全ての人を理解し歩み寄ることには限界が…
内心を映像で表現するには、鑑賞者が内心を映像から読み取る必要がある。その内心表現にもっと踏み込んでほしかった。(原作の寺井や八重子の内面の複雑性は、映画という制約を前提としても織り込む必要があるかと…
>>続きを読む普通に過ごす。
その水面下で息を殺して過ごす人も一定数いる。そんなマイノリティ。
ガッキーの顔が死んでる。キラキラさが失われているため本当にガッキーなのか目を疑った。
水への魅力と分かり合えないか…
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