これは当たりでした。
多くの人間たちが持つ、自らの「当たり前」「あり得ない」の最大公約数のところで社会が成立している傍ら、そこが息苦しいと思っている人も当然いて、息をひそめた少数の細い細い線が繋が…
「この世に在っちゃいけない感情なんてないんだ」
私たちの世界にいる透明人間たちに焦点を当てた作品。最後のシーンでその対比が美麗に表現されていた。本来普通とは反対側のササキと、普通を具現化したような人…
原作からの付け足しで蛇足が多い
演出、原作からの抽出シーンのチョイスに異性愛規範が強く感じられた
そのせいで原作のメッセージ性が半減したように思う
あと普通に性欲=後ろめたさと思ってるんならバス…
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