東京国際映画祭、アジアの未来部門にて。
個人的にTIFFのイラン映画は打率が高いなと感じており、本作も中々に堪能できた一本でした。
映画祭公式サイトのあらすじがかなり淡白だったので"アート系の難解…
【婆さん、不屈の歩み】
ある目的のため、目が悪くなり身体も鈍くなった老婆が歩き続ける。テオ・アンゲロプロス的360度パンの中で時空跳躍を行う演出が面白く、老婆をカメラが追い越しゴミの山に辿り着くと老…
ダムの建設により沈んだ町の一部が島のように残っていた。そこにイランイラク戦争で亡くなった息子のお墓がある母親は立ち退きを拒絶し、策を尽くして島へ渡ろうとする。
ロケーションや展開は実際の出来事そのま…
なんかロングで長回しでその上苦手な中東作品という事で全く期待せずに鑑賞…
これはちょっと凄い映画ですよ。
婆さん もとい高齢女性がなにかをしたいらしく老体鞭打ち活動している。その姿を延々見せられ…
全体として、もう終わったことだ仕方がないことだとあまり必死にならない、周囲の人々と、ダムの水量と、禿げた大地とどうでもよい色の空が、スクリーンからこちらに伸びるように広がっていて、その中で1人、息子…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
長回しの中で視点、時間、現実かどうかが変わる、見たことない作品。ファーザーに近い?
ただ正直つまらない。音楽もほぼ0と言っていいほどだし。本軸としては、おばあちゃんがただ自分の思いを必死に貫きながら…