紛争真っ只中のシリア、ダマスカスに住む家族の話。厳しい現実の中にユーモアとファンタジー感があって、少女と少年のやりとりも可愛らしいのでとても観やすい。
誇りを守るために残るか難民となることを選ぶか…
東京国際映画祭にて。
紛争が続くシリアのダマスカス。多くの市民が廃墟と化した街を離れていく中で、家に住み続けるある一家の戦時下の日常を14歳の少女ゼイナの視点で描く。
電気も水も止まり、砲撃によ…
TIFFで観た中では(ガラ以外で)、今のところ一番「映画」してた。暗澹たる戦時下でも普通の暮らしを望む明るい家族。コメディタッチで見やすくティーン向け部門に振り分けられているのも納得だけど、現在進行…
>>続きを読む10年以上内戦状態の続くイランで暮らす人々は毎日死と隣り合わせで生きているわけで、そういった人たちが置かれる現実を知るだけでもこの映画を観る意義があると思う。現実は想像もつかないほど過酷であろうに、…
>>続きを読む第35回東京国際映画祭 鑑賞第2作『ヌズーフ 魂、水、人々の移動』
ヴェネチア映画祭オリゾンティ・エクストラ部門観客賞受賞作。
ーーー【あらすじ】ーーー
シリア、ダマスカス。
14歳の少女ズィナは…
第35回東京国際映画祭にて
世界中で戦争が起きている今、戦いの現場には、必ず生活者が存在しているという当然の事実を、はっきりと突きつけられた。
戦争によって故郷が破壊される悔しさ、そして故郷を離れ…
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