父親がアルカイダ関連組織のメンバーである一家にカメラを向けたドキュメンタリー。
シリアで活動するアルカイダの関連組織ヌスラ戦線のメンバーを父にもつ一家に客人として迎えれたデルキ監督が、戦火を目の…
【第91回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー映画賞ノミネート】
ベルリン在住のシリア人監督が、シリア北部の家族に約2年半にわたり取材した作品。シリアの過激派組織「ヌスラ戦線」のテロリストである父と、…
シリアにて反政府をかかげるイスラム原理主義団体に属する父と息子たちを追ったドキュメンタリー。監督はシリア出身ベルリン在住で、アルカイダの支持者として家族の撮影を許可されたとか。
子供たちは父親の主…
このレビューはネタバレを含みます
シリアの過激派組織「ヌスラ戦線」に属する父と息子たち
憎しみの連鎖、と紹介文に書かれていたけど、
そこに憎しみはあるように見えなかった
感じたのは、選択肢がない子どもたち
そうなるべき、という父…
父子愛が、ジハード戦士への道に少年を駆り立てる。シリア人監督の潜入取材が映しだすリアルの悪夢性。ヌスラ戦線下でアルカイダへ忠誠誓う父が、子を愛し客を丁重にもてなす誇り高き人物だからこそ、愛された記憶…
>>続きを読む親父さんへの予期せぬアクシデントによりカメラを向け続ける事に限界が生じてしまい、否応無しに被写体の中心が子供らへとスライドするわけだが、結果として、皮肉な事に作品の硬質さは増していく。
誰もが視認で…
このレビューはネタバレを含みます
シリア人監督がヌスラ戦線の家庭に2年以上密着、命を賭けて撮影したドキュメンタリー。テロリストの人間的な側面を描き、テロの生まれる背景を伝えている。
2年間にテロリストは爆弾処理中に負傷し、左足首よ…