低予算映画の鬼才サミュエル・フラー監督が、差別問題を過激に描いた大問題サスペンス。劇場公開は中止となりアメリカでは2008年のDVD化まで30年近くお蔵入りだった(日本では1986年にビデオ化)。隠…
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ホワイトドッグとは人間の作り出した殺戮兵器、すべてのメタファーだと思う。セリフの中にも、「四本脚の爆弾だ!」みたいなセリフがあってかなり意識的にそう作られている。人間の手に…
ログラインにしてしまえば「ホワイトドッグを再調教する話」に過ぎないけど、そこに怒りと人種的軋轢の歴史が見えてきて、すごい壮大な映画に思えてくる。主要キャラたちは常に何かと戦っていて、その中で問題が深…
>>続きを読む社会問題を犬に託して映像化する。
あらゆる社会の歪みが浮き彫りなる。
調教師の白人と孫のカットのシニカルぶりはたまらない。ラストシーンの恐怖からの平穏を結ぶ繋ぎが天才か。そして冒頭の瀕死状態とラスト…
黒人を襲うように調教されたホワイトドッグ。更生させようと粘り強く訓練したのは黒人の調教士。
差別は教えられて育つ…人種差別問題を描いた傑作。
人を襲う犬はホラー映画ばりに怖いが犬の最後の表情が切な…
サミュエル・フラー監督による黒人のみを襲う犬(=ホワイトドッグ)をテーマにした社会派サスペンス。
その犬を引き取った女性が黒人の調教師に矯正を頼むわけですが、その流れで人間のエゴが描かれておりホワ…
犬の殺処分と黒人差別という社会問題を同時に取り扱ったドラマ
内容
黒人だけを憎み、襲うよう育てられた『通称:ホワイトドッグ』。通常であれば殺処分となるところだが、この問題を愛で乗り越えようと黒人…
先日観た犬の映画のタイトルが『ホワイト・ゴッド』。
で、今回観た犬の映画は『ホワイト・ドッグ』。
今さらながら“GOD”(神)をひっくり返すと“DOG”(犬)になると気づきました。
この2本に直接関…
現実に存在したという黒人を攻撃するため 調教された攻撃犬とその調教に挑もうとする黒人の調教師を描いたドラマであらすじだけだと少し動物パニックもののホラー映画っぽいのだが実際はかなり社会派だった。恐ろ…
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