kaftanとkafanの掛け合わせはあったのだろうか
個人的には同性愛映画にありがちな性描写と愛情表現ゴリ押しになったら嫌だなとハラハラしていたが、あの環境の中だとそうはならんか
あと私の普段の…
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原題『Le bleu du caftan』、シルクカフタンの艶やかなベトロールブルーは、夫婦の愛の象徴だろうか。
『モロッコ、彼女たちの朝』のマリヤム・トゥザニ監督作品。登場する女優も同じ(ルブナ・…
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【反骨】
近年のモロッコ映画は2作目。というか、マリヤム・トゥザニ監督作品2作目で、前作『モロッコ、彼女たちの朝』(2019)が良かったので、二匹目のドジョウに期待しての鑑賞だ(その後で食べに行…
想像以上に繊細で丁寧な映画やった。この監督ドキュメンタリー出身だそう。どうりで。
愛欲の対象と愛情の対象相手が一致している夫婦など、世界全体で見ても8%もいないのでは?
みな美形でスタイルがよいわ…
モロッコの文化をあまり解っていないまま観たけれど、他国の文化を知る事ができるのも映画の良いところ。
3人の気持ちや仕草が丁寧に描かれつつ、カフタンの刺繍も鮮やかで綺麗だった。
隠し通さないのか!とい…
見終わった後「愛だなぁ」って自然と口から出た。
物言わぬ官能、とでも言うんだろうか…
布に沿う指先とか
目線、息遣い、
セリフもト書きも何もないのに
見てはいけないものを見ちゃってる気分…
…
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ハリムが「ミナに過去を救われた」とユーセフに言ったのは、本心であり真実だと思うし、彼のミナへの献身は真に心からのものであろう。
でも、ハリムにとってミナは「人として」愛することは出来ても、「性愛や肉…
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