原作を、こねて炒めて味付けしたら、思わぬ味付けになってしまった作品。
どうも、西加奈子さんの原作を愛してやまない若色です。
原作がそうでもなければ、この味付けでも美味しく食べられるのかもしれないの…
このレビューはネタバレを含みます
2023/09/09鑑賞。
あっこゴリラのアルバム『GRRRLISM』が劇中歌でもめちゃくちゃ合いそうな作品。
オフビートでシュール、そして生きづらさを抱えた人物が、何が進むわけでもないけど何…
原作未読。シュールでカオスな展開の連続にどこへ連れてかれるのかと思いきや、そのままの自分をまるっと肯定してくれるような自己肯定感が上がる作品だった。多様性とか言いながら所謂普通から外れた人へのこうあ…
>>続きを読む本作の直前に見た「福田村事件」の衝撃を和らげようと、その次の上映作品で、ふくだももこ監督と主演のうらじぬの氏の舞台挨拶もあるとのことで、本作を鑑賞。42分の短編作ながら、コミカルな雰囲気の中に、監督…
>>続きを読むいかにも作り物という感じで棒読みのようなセリフを主演の二人に要求したのは、この二人が生身の人間ではなく象徴的なものであるということなのでしょうか。まわりの人たちは普通にしゃべっていたのでおそらくは…
>>続きを読む原作が世に出た10年以上前に、もしこの映画が作られていたなら、多分もっと違う形になったかもしれないですね。
そういう意味では、社会情勢の変化のタイミングも含め、今の時代にこのような形で発現して、結…
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