ジョイランド わたしの願いの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ジョイランド わたしの願い』に投稿された感想・評価

この映画を観た多くの人が感じているように、これはパキスタン映画なのだけれど、日本の話、いや、ほとんどすべての世界の話だなと、慄然とし、また、個人的には、楽に生きてる(ホントは楽じゃないよ、もちろん、…

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4.0

バキスタン映画。
サイム・サディック監督長編デビュー作。

監督の自叙伝的なものを取り入れて描いている。主人公ハイダルが監督本人を投影。

カンヌ ある視点部門 審査員特別賞とクィア・パルム賞受賞。…

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Sushi
4.0

「花嫁はどこへ?」と同日に鑑賞。
花嫁が陽のフェミニズムだとしたらジョイランドは陰のフェミニズム(決してフェミニズムの暗部という意味ではありません)と言えるのではないかなぁとぼんやり考えていました。…

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ムスリム社会での家父長制は宗教観ともあいまってまだまだ根強いながら、世界の趨勢もニュースやらSNSやらから入ってきて過渡期なのだろう。トランスの存在がどう受け止められるかどうかも連動するはず。日本の…

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家父長制が続く家族。

長は長で威厳を保ち続けなければならない重圧があるようだが、
それは知ったこっちゃない。

男尊女卑が普通にまかり通っている
しがらみばかりの社会。

誰得なパキスタンの実情…

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それぞれの痛みを美しく描いた良作
3.5

踊る場所は探さずともあったはずなのに、肘が当たれば叩かれて、声を上げれば嗜められるから、観覧車の筺の中で同じ所をぐるぐる回っている
髪を切った後のうたかたまぼろしを映した鏡は、夢までは見せてくれない…

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ごん
4.5

パキスタン独特の文化に日本人は理解が難しい人もいたんじゃないかと思う、、

目に見える男尊女卑。
変わりつつある社会の動きの中で、この家族の不自由さは本当に気の毒だった。

世界にいる人たちの痛みが…

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家族の期待と個人の欲望、それらの衝突がリアルに描かれ、特に女性とトランスジェンダーの存在が社会の中でどう扱われるかを浮き彫りに。アリ・ジュネージョーとラスティ・ファルークの演技は心を打つものがあり…

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白い布を被ってお化けに扮した人物が映る最初のカットからして、主人公の男がこの家でどういう存在なのかの説明になってる。
被写界深度を浅くして特定の人物にフォーカスを当てる構図だったり、鏡を巧みに使った…

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