このレビューはネタバレを含みます
視点が変わると物事も変わる
一方的に見ていると、真実がねじれてしまう
少しのズレで誤解が生まれる
子供たちは純粋でずるい
でも、怪物は大人たちの中にある
最後、笑って走る子供たちが、もういないん…
あまり得意ではない是枝監督の作品を
「観たい」と思ったのは
坂元裕二氏が脚本だったから。
かなり遅ればせながらの鑑賞。
でも、さすが!
面白かった。
裏側を見せられてるような、、、
人間の本質を炙り…
生まれ変わるべきなのは誰か
自分の視点だけで何かを怪物と捉えることこそが問題なのだと気付かされる。
世界中至るところで分断がある。理解できるものとできないものを色分けして、理解できないものは排除す…
子供を取り巻くカスな大人たちを「怪物」呼ばわりしているのかと思ったら、少し違った。そんな安直な作品じゃなかった。
最終的に何も解決はしてない気はするけど、不思議と見終わったら爽やかな気持ちになれる…
©2023「怪物」製作委員会