視点が変わるたびに物語の輪郭が変化していく傑作。
母親・教師・子どもたち、それぞれの立場から「怪物」が浮かび上がるが、果たして本当の怪物は誰なのか。
ただの社会派ではなく、人間の優しさと弱さを映…
登場人物それぞれがそれぞれの怪物に知らず知らずのうちになっているようで大げさに話してしまったことや小さな嘘がうまく噛み合って大きな問題に繋がる様子が見ていて面白いと同時に少し恐ろしくも感じた。
瑛太…
急に飴を食べたり、わざと写真の位置を動かしたり、他人から見たら不快な行動も本人からしたら問題ない行為が散りばめられていておもしろかった。
自分も気づかず不快な行動してるかも。
ただ子供だけが本人に…
視点を変えて繰り返しストーリーを綴っていくことで真実が見えていく感覚がすごく面白かった☺︎
初めはもちろん学校への苛立ち、そしてとことん負に陥っていくどうしようも無さ、そこの一因である世間の目とい…
間を空けて2回見た。それぞれの立場ですれ違いが起きる胸糞悪さ。子供の誇張する嘘。校長先生の自己保身。自分だけは子供を守らないければという母親の責任感。保利先生の無自覚で男性的なコミュニケーション。B…
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