見て行くにつれて、登場人物それぞれの視点で見れて面白かった。
母親視点だと、学校側の対応にイラつくし、保利先生のことも本当嫌いになりそうだった。
でも、保利先生視点で見ると、生徒たちに真摯に対応して…
意外にも羅生門や最後の決闘裁判のようなストーリー展開。それぞれの視点の交差が面白いくストーリーの先が楽しみになる運び。
人のこうなって欲しいという願いは微かであれ自身の中に蓄積し、裏切れない、こうで…
一つの物語を親、教師、子供の視点でそれぞれの怪物を描いている作品…とでも言えばわかりやすいんだろうか?
坂元裕二脚本らしくそれぞれの立場に現れる怪物達はどれも身近にありそうで救いようがなく描かれて…
2回目
1回目の視聴では「登場人物の誰も悪くないのに、この社会の不都合さによって苦しんでしまうのだ」と感じた。
ただ、誰かが苦しくなると原因を探して人のせいにしてしまうことがある。登場人物だけでな…
©2023「怪物」製作委員会