映画館で観たかったが、上映館が少なく、機会を逸したので、配信で。
もっと冒険的なものかと想像していたが、陽子の心情がすごく伝わってくるものだった。
菊地凛子が上手い。
ストーリー的に、下手な俳優だ…
ほぼ誰とも話さず、交わらない暮らしをしている陽子が、父の葬儀のため実家の青森までヒッチハイクで向かう羽目になってしまい、道中色んな人に会って、少しずつ変わっていく話。
退屈と感じる人もいると思うけ…
さすがは海炭市叙景の熊切監督。
ロードムービーを撮らせたら、いい作品に仕上げてくれる。
ラストシーンで竹原ピストルの味のある演技と菊地凛子の哀しい演技が絡みあうと、何と趣き深いものへと昇華するんだろ…
まさに就職氷河期を過ごした身としては、当時フリーターが新しい生き方とされていたような記憶があります。
ほぼ、引きこもりのような暮らしをしている陽子が父親の死をきっかけに、半ば無理矢理に故郷の青森へ帰…
このレビューはネタバレを含みます
ベタな展開、ではある。
出て来る人も、
都合よく順番に出てくる。
人物紹介用の女性、
ともに取り残された者(共感の発生)
搾取する男、
無条件で受容する善良な人。
とはいえ、それでも、
じっく…
在宅フリーターをしていた陽子。20年以上断絶していた父が突然亡くなり、従兄・茂の一家の車に乗せられ帰ることに。
しかし、高速SAで起こった子供の怪我の騒動で置き去りにされてしまい、ひとりヒッチハイク…
一歩を踏み出すタイミングは人によってバラバラだ。
主人公陽子(菊地凛子)は夢を追って東京に上京するも、夢破れて長らくの間自分の殻に閉じこもりながら生きてきた。
そんな陽子の元に父の死の知らせが届く。…
このレビューはネタバレを含みます
気になっていた本作をWOWOWオンデマンドで鑑賞。人生をこじらせてしまった女性が再生のきっかけを見つけるロードムービー。こんなことを言ってはいるが、普通の面白いロードムービーと思うなかれ。主人公の陽…
>>続きを読む©2023「658km、陽子の旅」製作委員会