移動を繰り返していくにもかかわらず、人物はフレームの外からの鼻歌に反応することに重きが置かれ、その先延ばしが映画をフラットにしていることは理解しつつも、それだとフィクションの化学反応に接近することは…
>>続きを読む井口奈己の過去作では何もかもがあまりにも映画になってしまっているから、何もかもがあまりにも映画にならないこの作品の中を『犬猫』のオマージュが虚しく通過してしまう わざとやってるんだと思うけど、それで…
>>続きを読む 絵と歌によって導かれる2人を、下町ののどかな風景と共に描いた映画。
とある絵を見た男女が、歌によって導かれるところを丁寧に描いている。丁寧さだけではなく。リンゴを生で食べる大学生やいきなりストー…
変テコな心地よさを感じる偶然とすれ違い群像。
なにやらインディペンデントすぎる雰囲気に釣られて見に行ってみた。
まず本作はとある街を舞台にした群像劇になっており、人物たちの出会ったり再会したりをほん…
殴られた男の子がサイコみあって苦手だった……🥲
登場人物の顔がいまいち覚えられなくて絵を起点に話になってるのは分かるんだけどこの人は誰だっけ……モブだっけ……となった。
題材の歌はキャッチーだったの…
耳から離れない旋律、ふと口ずさんでしまうメロディが結ぶ縁。
音で場面の連なりゆく感覚が、清原惟監督作も想わせる井口奈己監督掌編。清原作が時間→空間性へ展開したのに対し、偶有/他者性へ焦点化している…