正直観ていて違和感や疑問、そして女性的辛さも感じることはあるのだが、
「縛られないで やってみて やってみて」
「絶対に 絶対に 私を縛らないで」
劇中で反芻されるこの台詞が鑑賞者を作品に留まらせ…
すごくどのシーンも印象的。
でも逆にどこも印象的すぎて、めっちゃ頭に残ってる場面がない。
リピートされる言葉、姉妹だけど姉妹じゃないだったりと色々と矛盾してるけどなんか納得してしまう。
最初のシーク…
2025年20本目
新文芸坐のオールナイトショーにて。
なんともいえない虚無感。家族がいない孤独と愛を知らない肉体行為。段々と濃くなるアイメイク。
愛のない行為を続けることのコーピングからの後退…
時系列をバラバラにするのは面白かったけどいかんせん同じようなシーンの連続だしストーリーをバラして混ぜ込んでるから話もよくわからないしでめちゃくちゃ眠かった、、、最後ら辺から何となく話の輪郭は掴めてく…
>>続きを読むニナ・メンケスの講義ドキュメンタリーみてからのレビューです。
エンタメからかけ離れたアート映画すぎて伝わりづらいけど、ここまで女性主体で描かれた映画確かにあんまないか。誰かがレビューで「”待ち”の…
ワンカットワンカットの強さ
クレアを信じ続ける力、
制限されること、分かった気になられること、女だから・として、求められるものに疲れてしまったよ〜…希死念慮でぐちゃぐちゃな心を包丁のみねでなぞって…
殺人の容疑をかけられて逮捕された娼婦の話。
演技も演出も、何から何まで淡白。
ただ、時折カメラ目線で行われる独白は、抽象的なセリフと共に印象に残る。
時系列を素直にしたバージョンを観てみたい気…
以前『ブレインウォッシュ』にてニナ・メンケス先生の講義を受けていたので先生のおっしゃりたいことはなんとなくわかりました。「なんとなくだって!?」と怒られそうですが優秀な生徒ではないのですみません。先…
>>続きを読むマグダレーナ・ヴィラガ
監督:ニナ・メンケス
製作:1986年
娼婦による殺人を題材に一人の女性の内面世界を描いた実験的な作品でした。持続時間の長いショットによって観客に思考を促す仕組みになって…
©1986 Nina Menkes ©2024 Arbelos