ニナ・メンケスさん、不勉強で申し訳ないですが知らぬ存ぜずの映画監督でしたが、『ブレインウォッシュ』の予告編があまりにも面白そうだったのでオールナイト上映キメてきましたよ。
心ここに在らずの詩人娼婦ア…
静止画ぎりぎりのカットと機械的な性行為の反復で眠りかけたが、こちらを見つめるアイダのまなざしに責められているような気分になり意識を取り戻す。
草原を走るショット、その先に何が待っているか分からないけ…
『マグダレーナ・ヴィラガ』殺人容疑で逮捕される娼婦アイダの物語を時間軸をシャッフルし再構成する。視線を反らし虚空を見つめ嫌々されるがまま上体を揺らす性場面は幾度と繰り返され暴力的に哀しい。一行詩とし…
>>続きを読む✔️🔸『マグダレーナ・ヴィラガ』(4.2)🔸『クイーン・オブ・ダイヤモンド』(3.7)
一年半前までニナ・メンケスなんて、何となくその名は、程度で殆んど知らなかったので、そのままなら本作も観る事…
(映画の中では)見たことのないものをたくさん見せてくれた映画でした。でも不思議と既視感があるのは、女性の抱える痛みが克明に描かれているから。わたしはこの痛みを知っていました。
ミソジニーでPOC…
男に性的客体化(性暴力)される女性の絶望を描く。主体である女性の内面を描く長いショット。青い闇。ダンスホールの中で主人公は一人隔絶されている。
性暴力を受けた人は世界から孤立させられる。真実を人に伝…
謎かけのような、意味があるようでないような数少ないセリフ。時系列を無視した映像の連続。殺人容疑で逮捕された娼婦アイダの物語であるが、そこにストーリーはない。アイダ、もしくは普遍的な女性の物語。
客を…
得意なタイプの映画ではないけど、なんだか面白かったな。
ジャンヌ・ディエルマンに似てた。けどもっとどこかロマンチックで、切実さが詩的に表現されていた。
まあ、その詩的さこそが苦手なポイントなのかもし…
映画館こもりデーの2本目です。
引き続きニナ・メンケスさん作品になります。
さっきと打って変わって3割くらいの客入りです。
こっちがメインでしょ?って感じはしますが、まあそれはそれでということで。…
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