良い職場で良かったねとBUMPを聴きながらしみじみ思う、原作小説色が強い映画。
みんな病や障害、傷を抱えながら生きてるから、せめてお互い支え合いながら北極星みたいな御守りを持って生きて生きましょう…
小説では日常の積み重ねがこの物語を作るための肝だったけど、映画では限られた尺でみんなの関係値描いて畳むためにいくつもの工夫が。
キャストはハマりすぎ。
この職場の先輩たちのためになるなら何だって頑張…
やさしさと思いやりにあふれた、静謐で温かい映画。ゆっくりと自転車を漕ぎ出す山添にやわらかい陽の光が射し込むシーンが、とても印象に残っている。
人生の「夜」のなかをさまようわたしたちをそっと抱きしめて…
©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会