凄く静かな作品なんだけど、不思議と引き込まれていった。
「自分のやりたいこと」「自己肯定」ということをテーマに登場人物が苦心していく物語。
見続けるごとに登場人物の魅力が増していき、悪役への感情移入…
真っ先に思い出したのは、昔同じ音と色彩の夢を見たということ。不思議な感覚だった。あの高い窓から漏れる光を、私も見たことがある。
それはさておき、潔いほどに表現の詰め込まれた映画だった。激しいアクシ…
「本物の魔法使いのものとは違うけれど、人の手には、確かに魔法のようなものがそなわっている。だとしたら、この手にも?」
自分自身にだって、何かできることがあるはずだよね。疲れてしまった時に、自問自答…
「心の自由」そこから生まれる「人の可能性」
ある国のお姫様を描いた片渕監督初の長編監督作品。
主人公は城の塔の中で王子様を待ち続ける少女、アリーテ。アリーテは外の世界、そこに住む人に想いを馳せる…
絵柄や雰囲気が好きで観続けたが、いまいち心に響いてこなかった。これが二作目なら分かるんだけど、前提を飛ばしているような展開で、主人公に感情移入することが出来ない。
一つ一つのモチーフを考えてゆけ…